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人は人と触れ合ってこそ

 7月7日(火)付け北海道新聞朝刊社会面に「SNS漬け」子ども深刻の見出し。高校生に注目して抜き出すと、『自分のスマホを持っている』99.1%、『1日のインターネットの平均利用時間』6時間44分(なんと1日の4分の1)、『SNSなどコミュニケーションに使う』93.2%と、まるで小さなスマートフォン1台に支配されてしまったかのような生活スタイルになっています。どうしたものか・・・

 居間に固定電話が存在感をはなっていた時代。呼び鈴が鳴るとどきっとして家族に緊張が走ったことを想い出します。幼き頃の電話は親のもの、高校生の頃の電話は親に知られたくないものでした。子機付きの電話すらなく、親が寝静まった22時約束の恋人との電話は小声でささやく妙にときめく人生最高の時間でした。もし、あのときにスマートフォンがあったら180度違う世界を見ることができたのかもしれないけれど、私は、固定電話で良かったなと思っています。不便でいろいろ気を遣う面倒な電話ではあったけれど、それはそれで良かった。

 スマートフォン世代の我が校の生徒たち。家に帰ったらSNSでつながる友達も、こうして放課後にお喋りしながら一緒に行動している。これだけでも学校祭の準備作業をしている意味があるな、と感じています。スマートフォンでつながる世界を否定はしないけれど、でも、やはり人は人と触れ合って生きていくからいいのです。

 おそらくそんなことはまるっきり考えもせずここで時間を過ごしているかもしれない。でも、いつか、この日のこの時間がどれほど大切だったかに気づくときがくるはず。それを次の世代に語り継いでいくことが一人ひとりに課せられた宿題なんだろうと考えます。

 記事より ~ スマホ依存を防ぐために推奨される利用時間は、高校生で2時間以内が目安。