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2025年5月の記事一覧

常に見られているということ

 4月の話になりますが、教職員を前に着任の挨拶、そして2年次生と3年次生を前にした着任式の折に、趣味を交えた自己紹介でランニングにまつわるエピソードを含めた話をしました。

 ランニングを始めたのは13年前に遡ります。理由はいくつかありますが、以後ほぼ毎日のように走り続けているのは、ランニングそのものが習慣化され、24時間の生活の一部分になってしまったからです(格好良く書きましたが、それほどのランナーではありません)

 ランニングしていること自体を自慢するつもりで書いているわけではなく、その挨拶をした数日後に、本校の職員から「走っている姿をイメージして描いてみました」とはがき大の絵をいただいたのです。自らが描かれた絵をいただくのは人生初の経験でした。今もデスクマットに挟めて大切に保管していますが、これよく見ると、笑えるほど私に似ており、よく観察しているな、と思ってしまいます。

 しかし、よく考えてみると、教職員は校長の姿を常に見ているという裏返しになるわけです。気を引き締めて一つひとつの業務に真摯に向き合っていく ー その自覚を持って過ごさなければなりません。そうした思いと皆さんにとって身近な校長室になるよう、入り口扉を開放しました。気温が下がってくるまではこの状態を続けます。

 生徒を一人ひとりをしっかり観察し、生徒と教職員の関係が今まで以上に強固なものとなるよう教育活動を展開してまいりますのでよろしくお願いいたします。

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