2025年度の出来事

今日の尚栄2025

「楽しい」の裏にある技術【工業科課題研究】

尚栄高校工業系列3年生は、課題研究に取り組んでいます。

課題研究とは、今まで学んだ知識技術や学校設備などを総動員して、生徒たち自身で決めた課題を実現するために設計製作や研究、学習などに取り組む という科目です。
年度末には成果報告会などもあり、工業科での学びの集大成となるような科目になります。

全部で4グループに分かれて作業をしていますが、今回はそのうちの1グループを紹介します。

このグループのテーマはキャラクター玩具作りです。
授業らしからぬテーマと思われるかもしれませんが、3DCADでの外観設計・3Dプリンタによる製作・マイクロコンピュータのプログラミング・電灯を仕込むパーツの設計製作…使って楽しいものを作るためには意外と技術的な要素が関わってくることに気が付きます。

写真は作業中の生徒たちの様子です。
・印刷するための3DモデルをPC上で設計する生徒
・Bluetoothを用いた通信機能の実現を試みる生徒
・レジンを使って部品を作るため試作を重ねる生徒たち
・3Dプリンタのメンテナンスに当たる生徒たち

班員5名全員が作業を分担し、必要なら新しいことも学びながら、課題実現のために取り組んでいます。

感謝状並びに記念品贈呈式

 9月22日(月)16時 株式会社高瀬工業 様(美唄市字茶志内888番地)に対し、感謝状並びに記念品贈呈式を行わせていただきました。

 高瀬工業様は、70年以上続く歴史のある会社であり、その中で紡いできた技術と経験を生かし、夏期は主に農地整備工事と一般土木工事、冬期は除排雪事業を行うなど、地域に根ざした業務を展開されております。

 高瀬工業様の地域貢献活動の一環として、令和5年度プロジェクタ3台、令和6年度スポットクーラーを御寄贈いただいております。今年度は教室用網戸14枚を御寄贈いただき、すでに取付工事を終え使用させていただいております。

 本校の教育活動の充実のため、さまざまな御支援をいただいておりますことに心より感謝申し上げます。

 感謝状贈呈後、生徒を代表し生徒会執行部より感謝のことばと記念品(フード系列で作っている製品の詰め合わせ)を贈呈いたしました。

 大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

2年次社会体験実習(インターンシップ)に行きました!

9月18日(木)に2年次生が社会体験実習(インターンシップ)に行ってきました。今年度は49名が美唄市と岩見沢市の16カ所の企業・事業所に分かれ、実際の業務を体験させていただきました。おかげさまで、仕事の楽しさや大変さを実感し、将来の進路実現に向けて意識を高めることができたのではないかと思います。

実施後の生徒の振り返りでは、

・お客さんが通るとき段ボールをよけたりする1つ1つの気遣いが難しくて大変だった。

・髪を切っている間も暇を作らずっと世間話で穏やかな空気を作るのも大切だということを知った。

・子どもたちの寝かしつけや注意するときの言葉使いが難しかった。

・工業の時間に学んだことが出てきたから、それを使い、初めてやったことと併用して使うことができた。

・障がいを持っている人がどのように生活をしているか、どのように働いているかわかった。

・従業員のみなさんが挨拶を大きな声で感じ良くしていて、挨拶は大切なことだと思った。

・知らないことがたくさんあったので、持ち帰って自分の技術向上に向けてこれから頑張りたいと思います。

といった、自分の成長や新しい発見につながったという内容が多くありました。ご協力いただいた企業・事業所のみなさま、ありがとうございました。

北海道シェイクアウト2025

 9月1日(月)、本校生徒と教職員が「北海道シェイクアウト2025」に参加しました。「災害時には自らの身の安全は自ら守る」という防災の基本を理解し、防災意識の向上に つなげる。大規模地震が発生したと想定し、その場所で1分間、シェイクアウトの基本行動を基本である「①Drop(まず低く)→②Cover(頭を守り)→③Holdon(動かない)」を訓練しました。地震から身を守る効果的な行動の大切さ、防災減災に対する意識を高めることができました。

探究学習 中間発表会

 9月4日(木)、探究学習中間発表会を行いました。

 地域探究に取り組む3年次生がこれまでの内容と今後の展望についてポスターセッション形式で発表し、質疑応答を通して考えを深めました。

 多数の御来賓に御参加いただき、美唄市長 桜井様から「0から1をつくりだすことの価値」について、空知教育局主査 髙井様から「高校生らしさを発揮したアイディアを大切に」と御講評をいただきました。

 御参加いただいた皆様、ありがとうございました。