2025年度の出来事

今日の尚栄2025

「tan-fest in 空知管内」に参加しました

 12月16日(火)、令和7年度「tan-fest in 空知管内」に、本校3年次生「総合的な探究の時間」の防災チームが学校代表として参加しました。

 発表では、「備えの大切さを伝える―私たち高校生が取り組む防災探究活動―」をテーマに、「美唄防災フェス2025」で実施した防災グッズ13品目の優先度を調査するアンケート「防災グッズ総選挙」、限られた水と食材で行う炊き出し訓練、令和7年度美唄市防災訓練への参加、さらに現在制作中の防災啓発ポスターについて発表しました。

 管内18校の発表を通して、「探究」の題材は身近なところに数多く存在することを実感するとともに、他校の探究成果から大きな刺激を受け、今後の探究活動につながる貴重な学びの機会となりました。

進路体験発表会

 3年次生の代表6名(進学3名・就職3名)は、進路選択や受験に向けて大切にしてきたことを、具体的な体験を交えて1・2年次生に向けて発表しました。

 志望理由書では、インターネットで表現を調べ、現在・過去・未来の流れを意識して構成することが効果的であると紹介されました。また、高い成績を維持し、苦手科目にも向き合う姿勢、普段から学校生活を丁寧に送り、先生の話を真剣に聞くことの重要性が強調されました。

 進路選択では、オープンキャンパスの参加や早めの情報収集が役立ち、職業体験や職場見学を通して職場の雰囲気や働く姿、条件面を総合的に考えた経験が共有されました。

 受験対策としては、特待生制度の活用や新聞・ニュースに日常的に触れること、早めの面接練習が効果的であると述べられました。

 あいさつや感謝の気持ち、努力の積み重ねの大切さが伝えられ、1・2年次生へ「失敗を恐れず前に進んでほしい」と励ましが送られ、進路活動に取り組む意欲が高まりました。

 

ドローン測量実習(岸本組様出前授業)

 12月9日(火)美唄市内の企業である『株式会社 岸本組』様をお招きし、出前授業を行っていただきました。岸本組様は、主に北海道内の河川や農地の整備、道路工事など、インフラ事業を展開している企業です。

  今回の出前授業では、2時間目に地形の測量に用いるドローンの操縦体験を行った後、3時間目には実際の測量データを元にして土木施工後の3Dイメージを作成する実習を行いました。

  生徒たちは、滅多に触ることのできないプロ仕様のドローンを夢中で操縦し、時間の許す限り様々な操縦にチャレンジしていました。

 その後の3Dイメージの制作実習では、ドローンなどにより取得した各地点の座標・色のデータをどのように活かすのか、どのような操作で3Dイメージを作成していくのか、ということを学んでいきました。

 ドローンによる測量→測量データの処理→施工後の3Dイメージの作成、と擬似的ではありますが実際の工程と同じような順序で実習を行って頂き、生徒たちも現場での作業をイメージしながら学習することができたように見えました。

「尚栄フェア2025(冬)」 ポスター・チラシ制作プロジェクト

 情報通信マネジメント系列(商業)2年次生は「ビジネス基礎」の授業で、12月22日(月)にコアビバイ内の市民スペース他で開催する『尚栄高校フェア2025(冬)』を告知するポスターとチラシを制作しました。広く市民の方々に知っていただけるように、自分たちで掲示の依頼ができる場所を検討しました。

完成したポスターとチラシは、市内各所にて掲示の予定です。

完成したポスターは学校ホームページにて公開中です。

農業科推進事業シンポジウムで研究発表しました

 12月6日(土)、美唄市民会館で開催された「農業科推進事業シンポジウム」にて、フード系列の課題研究の学習成果を発表しました。小学生の皆さんも参加していたので、なるべくわかりやすい言葉で『ハスカップを使ったパウンドケーキ開発』と『羊肉サラミの実験(酪農学園大学との共同研究)』に関する発表を行いました。どちらも「美唄市食のブランド化事業」の商品となっています。ロビーで販売した3種類のジャム(ハスカップ、イチゴ、マーマレード)も完売しました。ありがとうございました。

 

「3年次探究学習 年次発表会」

 12月3日(水)5・6校時に本校体育館で、1年間取り組んできた「総合的な探究の時間」の学習の成果を年次発表会として実施しました。6班10グループが今年度の取り組みの成果や今後の展望についてスライドを用いて発表しました。

 全体への「学習成果発表会」は来年1月20日(火)に開催する予定です。

マーケティング(1)

 2・3年次選択授業「食品流通」では、単元「マーケティングの実践」で「自分が売ってみたい商品(既存・新規)」、「自分の好きなこと」「おすすめしたいもの・こと」などをテーマに、商品開発や商品の動向などの環境分析(とりまく環境を分析すること)、将来の起業(飲食店の経営)、小説に関することなど、履修生がプレゼンテーションを行いました。関連情報の収集やアイデア整理の方法を学んでいます。

マイスクールライフプラン(MSLP)

 1年次生「産業社会と人間」では、マイスクールライフプラン(MSLP)のオリエンテーションを実施しました。

 MSLPは、高校生活を長期的視野での目標設定、自分の将来設計を伝えること、他者の発表を聞いて自分の視野を広げることを目的としています。

 今後の活動は、スライド形式で、「高校生活での目標」や「高校卒業後の進路」などの項目について発表する予定です。

 

30万アクセスありがとうございます!

 12月2日、学校の日常をお知らせしている本校公式ホームページのアクセスカウンターが30万件を超えました(予想よりも早く達成されました)。見ていただいているみなさまのおかげです。ありがとうございます!

 「尚栄高校って、どんな学校?」と質問されることが多いです。本校は、現代社会を生きていく生徒たちの「志高く 未来を拓け(校訓)」をかなえるための教育を展開している総合学科の高校です。

 総合学科5系列(工業・農業・商業・家庭・教養)を擁する本校 の「現在(いま)」を日々発信していきますので、これからもよろしくお願い申し上げます。

写真:第15回尚栄祭(学校祭)オープニングでの芸術部による書道パフォーマンスから

 

「食べてもらいたい人がいる」

 11月18日に投稿した「手打ちそば実習」に関連した内容になります。

 技術の向上に熱心な生徒は、1回目の実習後に家庭でも2回そばを打ち、家族で食べたと写真を見せてくれました。実習で得た知識や技術を主体的に、家庭でも実践する姿は学校での学びが生きたものになりました。

 11月21日、フード系列2年次生は、2回目の『そば打ち』の実習に取り組みました。今回は、日頃の感謝を込めて、校長先生と1組・2組の担任の先生に自分たちの『手打ちそば』を食べていただきました。

 校長先生の感想は、11月26日投稿の「校長の小部屋」に掲載しています。

 

認知症当事者とお話してみよう  -DXで成功体験をつくっていこう!-

~明るく、前向きに、成功するまで繰り返し挑戦することで成功体験になる~

 11月28日13時15分~「認知症サポーター養成講座」でお世話になっている美唄市地域包括支援センターのお声掛けで、認知症当事者として認知症とともに生きることの社会的理解を広める活動をされている丹野智文さんを講師にお迎えして、生活デザイン室で交流会を開催しました。

 丹野さんはご自身の体験から、誰にでも伝わるわかりやすい言葉で、ゆっくり話すこと。本当に困ったときは「助けて」と声を出すこと。スマホなどデジタル機器を最大限活用すること(例えば、スマホのアラーム機能にやさしい語調で文字を入れるなど)で、できることの範囲を狭くしないこと(広げていくこと)を語られていました。

 参加したボランティア局の生徒たちへ、チャレンジすること「失敗→工夫→成功体験→自信」の流れをつくることが大切だとエールをいただきました。

 

「生成AIについての校内研修をおこないました」

 11月27日(木)13:30より情報処理室Ⅰにて生成AIに係る教職員対象の校内研修を行いました。この研修には北海道教育庁ICT教育推進課と空知教育局のサポートをいただき、ICTを活用した学習の導入と生成AIの活用をテーマに実践形式で取り組みました。

 特に、生成AIの活用では、(1)「使用上の留意事項」生成AIを使うための準備、(2)生成AIを校務と授業準備で使ってみよう、(3)生成AIを活用した学校の姿、についてタブレット端末から生成AIツール(アプリケーション)を使い、授業の学習指導案やHTML形式のプログラミングなど、オンラインによる対話形式で学びました。

 校内研修から、生成AIを活用することで「ICTを効果的に活用した授業改善」では「協働的な学び」「個別最適な学び」に、「校務のDX化」ではコミュニケーションの円滑化に、役立てる方法として教職員の学びのアップデートにつながりました。(この記事は生成AIの機能を使わずに作成しています。)

「高校から始まる自分づくり ― 大中先生が語るキャリアの話」

 1年次「産業社会と人間」では、大中 隆教諭(以下、大中先生)によるライフプラン講話を実施しました。

 本校総合学科の必履修科目「産業社会と人間」において、1年次生を対象に、大中先生が自身の人生を振り返りながらライフプラン(人生設計)について講話しました。

 講話では、高校在学中に取得できる資格に早い段階から関心を持つこと、そして**「自分にしかできないスキル」を育てる準備を始めておくこと**の重要性が語られました。生徒たちは、将来の進路選択に向けて主体的に学ぶ姿勢の大切さを改めて感じた様子でした。

 また、大中先生が挑戦した日本縦断の旅が人生の転機になったことや、これまで携わってきた食品開発の秘話など、具体的な経験談も紹介されました。生徒たちは、進路選択や自己理解に直結するリアルなエピソードに興味深く耳を傾けていました。

 今回の講話を通して、生徒一人ひとりが将来を見据え、学びや経験をどのように自分の力へとつなげていくかを考える貴重な時間となりました。今後の学習や進路探究に、今回の気づきを生かしていってほしいと思います。

 本校では、今後も主体的なキャリア形成を支援する取り組みを継続してまいります。

ゴーダチーズの製造に取り組みました

本校フード系列では、開校当時に製造していた「ゴーダチーズ」の製造を、久しぶりに復活させました。

3年次生が実習でチーズを製造し、2年次生が熟成庫へ入れて管理を行っています。使用している乳酸菌は、北海道産の乳酸菌。地域の恵みを活かした、本校ならではの取り組みです。

完成までには時間がかかりますが、熟成がどのように進むのか、今から楽しみです。

「健康事業 性教育講座」生命のストーリーをつなぐ

 1年次生を対象に「高校生のみなさんへ 性とは生命(いのち)のストーリー」のテーマのもと性教育講座が行われました。

  昨年に引き続き、助産院あさの吉先生と美唄市保健センターの保健師2名をお迎えし、性に関する正しい知識や、妊娠・出産の実際、自分を大切にすること・他者への思いやりを持つことなどを学びました。

 吉先生の講義では、性に関する知識を座学だけでなく、性感染症伝播シミュレーションゲームで性感染症の広がりを視覚的に体験したり、性感染症や避妊予防のアイテムとして日本で1番使われているコンドームを実際に触ってみる実習を行いながら学びを深めました。

 保健師さんの講義では、実際に妊娠したら美唄市ではどのような手続きが必要なのか、美唄市にはどのような子育て支援があるのか、赤ちゃんを育てるにはどれだけお金がかかるかなど、妊娠・子育ての実際について教わりました。

 みなさんがおうちの方や周りの人に大切にされながらここまで育ってきたことを忘れず、自分を大切に、そして周りの人への思いやりを持ちながら、これからも生命のストーリーを繋いでいってくれることを願っています。

みんなでつくる合意形成

 早川 絵理花 教諭(国語科)は、「結論の出し方を工夫して、合意形成のための話合いをしよう」という単元で、令和7年度(2025年度)授業等研究セミナー(道央ブロック・国語)の研究授業を実践しました。

 対象の1年1組の生徒は自分たちで考えてきた「よい」グループディスカッションの定義や、そのための工夫を確認しながら、協力して授業に臨みました。

 「勉強の意欲を高めるために効果的な方法は何か」をテーマにグループディスカッションを行う中で、合意形成に向けて進行の仕方や結論の出し方を工夫しながら、主体的に学習に取り組む態度が見られました。

 授業を通して生徒たちは、ただ主張するだけではなく、根拠や理由をしっかり述べることや、主張と根拠・理由が結び付くことで説得力が高まるということが、様々な場面に活かされると再確認することができました。

  授業を終えて、研究協議の場では活発な意見が交わされ、授業実践のさらなる向上につなげ、教育現場での学びの持ち帰りとなりました。

「遠くにいても支えたい」

生徒会執行委員会は、8月10・11日の熊本地方の豪雨災害で被災した熊本県立小川工業高等学校を支援するために募金活動を行いました。本校にはメカトロエンジニア系列(工業)があるので、同じ工業を学ぶ仲間として全校規模での支援・応援をすることになりました。ともに「頑張ろう!小川町!」

美唄東中学校2年生の学校訪問

11月13日(木)、美唄東中学校2年生の学校訪問がありました。本校の特長や魅力や高校生活を生徒会執行委員から説明・紹介しました。中学生のみなさんは、フード系列3年次生の食品微生物実験「BCP加プレートカウント寒天培地による乳酸菌の培養」など各系列の授業や実習を見学しました。中学生の進路選択や志望校決定につながればと思います。

手打ちそば実習

フード系列2年次生は、令和6年度産(幌加内産)・令和7年度産(音威子府産)のそば粉で手打ちそばの実習を行ないました!水、そば粉、中力粉をきちんと計量すること。水回しの一回目で、いかに粉に水を回すかで蕎麦のよしあしが決まります。試食では新そばの風味を味わうとともに年度の違いによる食味も比較しました。

「鶏肉のハンガリー煮とサラダ、バターロール」

3年次「フードデザイン」の調理実習では、ハンガリーの伝統的な料理で、主に牛肉や鶏肉をトマトやパプリカと一緒に煮込んだ料理に取り組みました。鶏肉の調理法、ホワイトソースの作り方や西洋料理の特徴と食事作法を学びました。試食は、フードコーディネート室でナイフとフォークを使って、楽しく会食することができました。

視覚の実験と交通安全

2年次生の選択「生物」では、「盲斑」「瞳孔反射」「補色残像」「ブルフリッヒの振り子効果」「透視」の5つの実験を行いました。「見る」という行為がどのような行程を経ているのかを身をもって体験することで、より理解が深まりました。なぜ交通事故が夕刻に多発するのか「ブルフリッヒの振り子効果」でも説明できることがわかりました。

スコーンでアフタヌーンティー

デザイン系列3年次生『フードデザイン』では、異文化理解の観点から「スコーン」を作りました。チョコチップ、チョコチップ&クルミの2パターンです。形も素朴な丸形やカフェのような三角形に仕上げました。午後の実習だったので、英国のアフタヌーンティーの雰囲気になりました。

美唄市防災訓練に参加しました

3年次生「総合的な探究の時間」防災チームは、美唄市防災訓練に参加しました。コロナ禍もあったため7年ぶりの市役所、消防、警察、自衛隊をはじめ関係機関と地域住民による地震(M7.8[震度7])を想定した総合防災訓練となりました。

救命救急訓練では、消防士の方から生徒たちに『現場では、躊躇なく勇気を持って、一歩前に出て生命を救うよう心掛けてください』とのアドバイスをいただきました。

災害時における円滑な避難行動や火災・倒壊家屋からの救出や救命救急活動などを間近で見られたことで、地域防災を中心に探究をさらに深めようとする意識が高まりました。

生活に生きる書 教室名を作成

 3年次選択科目「生活に生きる書」では、校内の教室名作成に取り組んでいる4名がいます。

 筆文字を日常生活で効果的に活用する方法を考える中で、「教室名を筆文字で書いてみてはどうか」という生徒の発案から生まれた、新たな取組です。

 どの教室にするか、どんな文字にするか構想を練り、練習を重ね、この日は校長先生、教頭先生、事務長さんにプレゼンを行いました。

校長室に入室した生徒達は緊張しながらも自分の思いを伝え、作成した教室名を活用していただけるというお返事をいただくことができました。

 「作成者の名前を入れてはどうか」といったアドバイスもいただき、今後は完成に向けてさらに練習を重ねます!

「平面から立体へ」

デザイン系列2年次生の授業『ライフデザインα』では、巾着袋の製作に取り組んでいます。巾着袋の下部はペーパークラフトでつくりました。生地選びや色合わせ、平面から立体へと仕上げる作業風景は、ファッションブランドのプロダクトデザインの工程を感じさせます。

「防災教育講座」(1年次生)

北翔大学 教育文化学部 芸術学科 千里政文(ちさと まさふみ)様を講師にお迎えして、災害時の被害を最小限に抑える「減災」および事前の防災対策についての理解を深めることを目的とした講座を受講しました。避難所を設営する体験学習では、段ボールで間仕切りする作業に取り組みました。防災への意識の向上と共同生活においてプライベート空間、配慮が必要される環境づくりの重要性に気づくことができました。講師の千里先生ありがとうございました。

キーワードは「イノベーション」

大学が高校にやって来た!

1年次生は、「産業社会と人間」という授業の中で大学を知るための出張講座を受講しました。午前の部は、北海学園大学 経営学部 教授 春日 賢(さとし)様をお招きし、「日本の会社と社会~大手コンビニと流通革命~」というテーマで講演をしていただきました。この講演ではニッチ(すき間)、イノベーション(革新、創造的破壊)、起業家精神をテーマに、大手コンビニがどのようにして成功したのかを経営学で掘り下げました。生徒から「経営に必要な要素は何ですか」の質問に、春日先生は「自分自身をマネージメントできることが経営の根本」だと応えられました。まさに今、生徒たちが考える視点でした(今後の産社ではキャリアプランについて考えます)。

午後の部は、酪農学園大学 食と健康学類 教授 阿部 茂(つとむ)様から「最近のコンビニ弁当や総菜が美味しい秘密-水の炎(過熱水蒸気)で食材を調理加工-」という講座を開催いたしました。この講演では、100℃以上の高温水蒸気[過熱水蒸気]を用いて食品の加工処理を行うことで美味しさの保持など様々な効果が実証されていることを学びました。最近では、大手コンビニ弁当にも採用されています。今回は、2種類の方法(ボイルと過熱水蒸気)で調理加工されたブロッコリを試食しました。その差は歴然で「過熱水蒸気」で調理された方が美味しかったです(理由は、うま味成分の9割以上が残るため)。

どちらの講座も、経営的・技術的な「イノベーション」がキーワードで、自分自身と向き合う姿勢「(進路を含む)人生設計」にもつながると気づきました。講師の皆様本日は貴重な講演をありがとうございました。

「温かいは尊い」

3年次生「総合的な探究の時間」防災チームは、災害時を想定した炊事でカレーライスをつくりました(具材や使える水の量[今回は3リットル]を限定)。野外は寒く、『温かい』食事も冷めてしまう環境を体験したことで、『日常生活が尊いもの』だと気付くことができました。

11月7日は、美唄市防災訓練に参加します。

食品微生物実験(培地作りの準備)

本校では、サラミ(豚肉・羊肉)やチーズ(牛乳・羊乳)といった乳酸菌を用いた食品を製造しています。食品微生物の実験で、乳酸菌を培養する「BCP加プレートカウント寒天培地」の準備をしました。次回は、寒天培地を作り、本校生産品のサラミを使って実験をします。ミクロの世界へと学びが広がります。

「ピラフ(洋風炊き込み飯)をつくりました!」

デザイン系列(3年次生)の選択授業「フードデザイン」でピラフを調理しました。材料の切り方や下処理、火加減による具材の様子に注意して実習を進めました。盛り付けにも工夫して、いただきました。家庭でもできる内容なので、実践してほしいと期待しています。

一足先に東京へ(商品の発送準備)

 10月21日付で掲載したフード系列の続報です。東京で開催される「全国農業高校HANASAKA収穫祭2025」(11月2・3日、大丸東京店とYANMAR TOKYOの2会場)で販売する本校生産品の出荷準備が整いました。商品が一足先に東京へ出発します。会期中、東京近郊のみなさまのご来場をお待ちしています。

 ※写真は、販売商品の一部になります

 https://www.mainichi.co.jp/event/nogyoshukakusai/

 https://www.instagram.com/hanasaka_shukakusai/

「美唄について」(1年次 産業社会と人間)

 1年次「産業社会と人間」では、地域に関する基礎知識をつけ、協働的に学ぶ中で、互いを尊重する態度を養うことを目的とした「美唄市について」のグループ学習を実践しました。

 美唄市の「歴史」「観光・産業」「飲食」「娯楽」「政治」「生活」に分かれ調べ学習したことを模造紙にまとめ10月15日に校内で発表しました。

※発表会終了後に、各グループがまとめた模造紙を廊下に掲示して共有する予定です。

マイコンプログラミングの実習【北海道教育大学出前講座】

10/17(金)北海道教育大学札幌校 石川智浩 准教授をお招きして、「micro:bit」と呼ばれるマイコン(マイクロコンピュータ)のプログラミング実習を実施しました。

 マイコンとは、比較的簡易・単純な処理を行うための小さなコンピュータのことです。
普段使用する電気製品や家電などの様々な物の中に組み込まれ、センサからの情報の処理や部品の動きの制御などに利用されます。
近年では自動車に組み込むことで、運転アシストや自動運転などの技術の制御を担うなど、小さいながらも多くの技術の礎となっています。

 生徒たちは、マイコンに搭載されたLEDを制御して記号を映し出すプログラムや、ボタンを押すと何かイベントが起こるプログラム、マイコンに接続したポンプを制御し水を移動させるプログラムなど、数多くのプログラムを制作し、非常に有意義な2時間を過ごしていました。

 今回講師としてご指導頂いた石川先生は、「実際に水を移動させるところまで、たった2時間で行けるとは用意した私自身思っていなかった」と驚いておりました。工業系列生たちの面白い実習に向く予想以上の熱量や探究心に筆者自身も非常に驚かされました。

 

美唄中学校1年生の学校訪問

    美唄中学校1年生の学校訪問がありました。本校の特長や魅力や高校生活を生徒会執行委員から説明・紹介するとともに、授業・実習を見学しました。中学生のみなさんは、メカトロ・エンジニア系列(工業)の溶接実習(安全教育の観点から見学者にも専用のゴーグルを着用)で、鉄板が切断される様子に興味津々でした。中学生の進路選択や志望校決定につながればと思います。

「認知症サポーター養成講座」

   1年次を対象に「認知症サポーター養成講座」を実施しました。美唄市地域包括支援センター 主任 飛渡祐輝様、朝日カルチャーセンター 認知症フレンドリー事業事務局 坂田一裕様をはじめ、多くの講師の方々をお迎えし、認知症についての正しい知識と理解を深めました。

   VR体験やグループワークを通して、認知症の方やその家族への支援のあり方を学び、誰もが尊重され支え合う社会の大切さについて考える機会となりました。

10/11 「高校生と語るつどい」に参加しました

10/11(土)、空知管内の高校から生徒・保護者・教員が参加し、ディスカッションやレクリエーションなどを行う「高校生と語るつどい」に参加しました。

参加した生徒は、我が校の生徒会執行委員5名。

ネイパル深川で行われた今年度の高校生と語るつどいでは、「食から考える地域課題~農業、環境、健康~」というテーマで空知や北海道の地域課題に関してディスカッションを行い、野外でのカレー作りを通して交流を深めました。

最初は少しかたい様子だった生徒たちですが、カレーを食べる頃には年齢や所属問わず多くの人と談笑しており、” 語るつどい ”の名にふさわしい有意義な時間を過ごすことができたと思います。

来月、「全国農業高校HANASAKA収穫祭2025」に参加

    本校フード系列は、東京で開催される全国の農業高校の生徒たちが生産した農産物などを販売する「全国農業高校HANASAKA収穫祭2025」に参加します。

   10月20日(月)の3年次生の実習では、東京で販売する「パウンドケーキ(ハスカップ)」を製造しました。本製品は、「美唄市食のブランド化推進事業」の商品になっているので、地元美唄市のPRにつながります。

食文化を通して国際交流活動

    タイ王国ストリースムットプラカーン校(Streesmutprakan School)の学生と本校フード系列の3年次生は、異文化理解と人的交流を目的とした国際交流プログラムを実践しました。タイ学生は校長室の表敬訪問、本校の歴史を知ることができる「統合記念室」と校舎内施設を見学しました。その後、主たる交流活動として本校生徒と、両国の文化をより理解するために「日本・タイ交流お絵描きクイズ」とタイ料理で有名なグリーンカレーと日本のカレーを作りました。会食ではプレゼントの交換やテーブルを囲み共に楽しい時間を過ごしました。

    今回の交流プログラムが、未来志向的で両国の架け橋となることを期待しています。

さんフェア2025 全道農業高校収穫祭 in イオン発寒店(フード系列)

さんフェア2025 全道農業高校収穫祭 in イオン発寒店が令和7年10月11日(土)9時から行われました.

美唄尚栄高校フード系列は焼きたてパンの実演・販売を担当しました.また,本校の農産・肉製品・乳製品の販売,および「美唄市食のブランド化事業」で開発した『美唄アスパラひつじのブルーチーズ』『美唄アスパラひつじのサラミ』『パウンドケーキ(ハスカップ)』の販売を行いました.

開催式は全道の主要都市店舗で開催式をオンラインつないで農業系の学校が心を一つに行いました.

閉催式は本校の副実行委員長の本校フード系列生徒が司会を務め,これまでの学習の成果をアピールすることができました.

次の大きな販売会は,11月2・3日に行われる全国農業高校HANASAKA収穫祭2025(東京駅八重洲口 ヤンマービルB1)と12月末に美唄市(コアビバイを予定)で実施します.

https://www.mainichi.co.jp/event/nogyoshukakusai/

https://www.instagram.com/hanasaka_shukakusai/

見学旅行解団式

 10月14日(火)1校時 見学旅行の解団式を行いました。

 関西方面を旅行先として3泊4日の行程で旅行してきました。天候に恵まれ、真夏を思わせる暑さとなりました。京都・奈良の歴史や文化に触れ、大阪では万博や遊園地、そして北海道との気温差を体感する有意義な見学旅行になりました。

ハスカッププロジェクト(ラベルづくり)~授業交流~

10月7日(火)に美唄市立中央小学校へ情報Ⅰと情報処理を履修している1年次3名と3年次9名が、4年生を対象に「ハスカップジャムのラベルづくり」のお手伝いに行ってきました。一緒に過ごす時間とともに会話が弾み、小学生の皆さんの発想に「すごーい!」と感動し、ニコニコ笑顔がいっぱいの生徒たちでした。貴重な経験ができました。中央小学校4年生の皆さん、ありがとうございました。

見学旅行団が出発しました

 10月7日、快晴の青空の下、定刻より5分早く見学旅行団が学校を出発しました。この後、新千歳空港まで2カ所を経由して、本日は最終目的地の京都に向かいます。これまで積み重ねてきた準備学習を活かし、「外から見た美唄」も意識して良い見学旅行になることを期待しています。

中学生一日体験入学

 9月27日(土)、中学生一日体験入学を開催し中学生40名、保護者24名の皆様に参加していただきました。

 全体説明では、生徒会執行部の生徒が「学校生活の主人公」として、本校の取組や行事をプレゼンテーションしました。また、本校の5系列(文理・教養系列、メカトロエンジニア系列、情報通信マネージメント系列、フード系列、デザイン系列)の活動を動画で紹介しました。

 続いて、体験授業では「LEDフクロウ(工業)」「プレゼンテーション(商業)」「インテリアモビール作り(家庭)」「洋菓子製造(農業)」に取り組んでいただきました。

 空知管内唯一の総合学科である本校の特長や魅力、高校生活を伝えることができました。

見学旅行結団式

 本日6校時 体育館において見学旅行結団式を行いました。明日から3泊4日の見学旅行です。全員が楽しかったと思える素敵な旅行にしましょう。
 見学旅行の様子につきましては、インスタグラムに適宜追加していきますので、御覧ください。

1日防災学校・避難訓練(水害想定)・防犯教室

 9月30日(火)、水害を想定した避難訓練(垂直避難)と防犯教室「大規模災害時においてとるべき防犯対策(美唄警察署生活安全係)」の講話を実施しました。

 また、防災を意識した授業では「袋を使用した炊飯」「エコノミークラス症候群を防ぐためのストレッチ体操」「災害時の表示・表現について」「表計算ソフトを使った災害時の支援物品の在庫管理」「校舎内の消火設備、AEDと担架の場所の確認」「災害時の支援物品の活用に基づく計算方法」「手回しラジオの発電機能」に取組ました。

 講話では災害時に信頼できる情報を複数の情報源から確かめることの重要性、学校生活や授業での学びや避難訓練をとおして防災・減災への意識を高めることができました。

美唄中学校の家庭科授業に参加しました

 10月1日(水)美唄市立美唄中学校1年生の家庭科の授業において、デザイン系列の3年次生6名がスタッフとして参加しました。布製品の制作に係るミシンの使い方を中心にサポートさせていただきました。
 本校生徒にとりましても学びを深められる貴重な時間となりました。ありがとうございました。

(写真の一部を加工しています)

校内運動会

 10月2日(木)体育で身に付けた資質・能力を活かして、主体的・協働的に課題に取り組み、よりよい社会を実現しようとする態度を養うことを目的に、『校内運動会』を開催いたします。

 個人種目(100m走、走幅跳、砲丸投 一人一種目に出場する)、クラス種目(男女混合選抜リレー50m×6人、クラス全員リレー)を行います。

 教科芸術で生活に生きる書を選択した生徒たちがポスターを書き上げ、校内2カ所に掲示されています。

(画像の一部を加工しています)

第2回美唄駅前花壇整備

 日頃、通学で利用しているJR美唄駅の花壇の雑草抜きを行いました。前回(6月)から気候的にも涼しくなり、季節の移り変わりを感じながら作業しました。今回も『美しき唄のまち、美唄』のまちづくりの一端を担うことができました。

生徒会役員選挙立会演説会を行いました

 9月22日(月) 現生徒会役員の任期満了に伴い、新しい生徒会役員を決めるため、生徒会役員選挙立会演説会を行いました。推薦責任者並びに立候補者の演説は大変力強く、全校生徒の理解が得られるものでした。


 開票の結果、8名全員が信任されました。おめでとうございます。

 先輩たちが残してくれた伝統を引き継ぐとともに、新たなアイデアを取り入れて美唄尚栄高校をさらに前進させてください。期待しています。