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校長の小部屋

ことば

 まちの本屋さんが好きで出逢った本屋さんには迷わず入っています。本に囲まれた空間にいるだけで幸せな気持ちになります。欲しいな、読みたいなと思う本はたくさんありますが、購入して自宅に増えていく本の取扱を考えると元の棚に戻してしまうことが多くなりました。腕時計やJAZZレコードは別として、もうこれ以上多くのモノをコレクションしていくことはやめました。むしろ、モノを減らしていく人生、そういう年齢に差しかかった自分をやけに考えるようになっています。

 これは一度読んだらもうこの先読まないだろう、と思う本は買わず、この先の人生で繰り返し読むな、と感じた本は購入します。そうした中、つい最近手にした本は、松浦弥太郎著「しあわせをはかるものさし ぬくもりのことば」です。タイトル通りのことばたちが納められていて、固まった気持ちやガチガチの肩をほぐしてくれるような一冊です。「そうやって生きていけばいいのか」「そんな考え方で生きていけばいいんだな」と思わせてくれます。

 『なんでもやってみる。』このことばがありました(要約)。「成功の反対は失敗ではなく、何もしなかったこと。成功や失敗はなく、何をするか、しないかにある。何かに取り組み、成果が出なかった。目標を達成できなかった。失敗に思えるかもしれないけれど、行動したことによって学びがある。何もしないことがいちばんよくない。いちばん大切なのは、何でもやってみる勇気。」実はこのことばを私は昔から実践しています。あぁ、自分は間違っていなかったんだな、と背中を押されました。

 これは着任してからずっと教職員にお伝えしてきたことばでもあります。「無理、できない、今までやっていないではなく、新たなことに取り組みたいと思ったら先送りせず躊躇わずにやってみましょう。その案が日の目を浴びずに消えてしまうのがもったいない。やってダメなら思い切ってやめてもいいし、改善して再チャレンジしてもいい。成果が出たらさらに良いものにするために知恵を絞りましょう。」

 何でもやってみるときに私が私自身を励ますことばがあります。著者のことばと並べるのは恥ずかしいのですが・・・

 ”それをやってみて失敗したからといって地球はひっくり返らない”

 つまり、それほど重大な局面は迎えない、ということです。だから、やってみます。

 シルバーウィーク5連休です。良き休日をお過ごしください。

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ありがとうと感謝する

 朝の打合せが終わって生徒玄関ホールで生徒を出迎え、午前9時にnote、インスタグラムへ記事を投稿します。その後、ブログの記事を書いて投稿。この席に座って1年半、私の朝のルーティーンとなっています。習慣とは恐ろしいもので、今や何も考えずとも(気づいたらそうしている)その行動になっています。

 ずっと昔、10年ほど続けたでしょうか、三十代の終わりくらいまでインターネット上に日記と大好きなJAZZを語る自らのホームページを持っていました。何気ない日常の記録、一枚のレコードやCDに対する想い・・・誰が読んでくれているかはわからないけれどずっと投稿していました。無料で持てるホームページでしたが、プロバイダ側の都合により無料提供が終了となり、移行するのが面倒でホームページは閉鎖しました。

 そうした経験もあり、学校の情報発信にかかる投稿は負担ではなく、むしろ楽しんでいます。読者の顔は見ることはできませんが、カウント数が増加していることを励みに今後もコツコツ取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 本日は、2年次生全員が社会体験実習で地域の方々にお世話になります。先ほど2台のバスに乗車し、体験させていただく場所に出発していきました。インターンシップ、キャリア教育と言われますが、地域の御支援と御協力があって成り立つ教育活動です。美唄市の予算に計上されているとは言え、こうしてバスがあてがわれ現地まで送ってくれることに感謝するとともに、私たちはその成果を地域に還元する責任があります。1年間の教育活動の一行事ではない、ということです。

 私もまだまだ未熟な人間で完全にそのようにはなりきれていないので偉そうには語れないのだけれど、当たり前と思うのではなく、ありがとうと感謝する気持ちを持つと仕事でも家庭でも遊びでも目の前に広がる世界や価値観が変わってくるように感じています。学校の情報を見てくれてありがとう、教育活動に協力していただいてありがとう、マラソン大会のエイドのボランティアありがとう・・・「どうして私が?」「なぜ自分だけ?」そのような気持ちは自然と消えてゆくような気がします。まとまりのない話になりました。

 さて、青年会議所のイベントに参加したとき、「美唄の夕陽がきれいなので地域おこしに活用できないか」と提案したグループがありました。せっかくのアイデア。市民に思い思いの夕焼け空を撮影してもらい(人は何につけても順位をつけたくなるけれど、決して順位を決める写真コンテストにするのではなく)、夕焼け空に対するその人のエピソードや想いをまとめてみたらどうだろう。インターネットで1写真1話ずつ配信したり、冊子を制作してみたり。胸打つ話に多くの市民が共感し、夕焼け空をゆっくり眺め、人生を豊かにできる人がさらに増えるのではなかろうか・・・

 夕方にランニングを楽しんでいる私はほぼ毎日美しい夕暮れを楽しんでいます。そして、今日一日にありがとうと感謝しています。私だけの夕焼け空ではなく、みんなに等しく与えられた夕焼け空です。見逃さないように意識して、その時間が巡ってきたら目をちょっと上に向けませんか。大きく広がっていますよ。

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自分の人生は自分で舵取りするもの

 本日、就職試験が解禁されます。本校の生徒も「いざ出陣」です。

 本校の場合は、大きく進学か就職を選択することになります。その割合は半々です。1年次生の『産業社会と人間』、2、3年次生の『総合的な探究の時間』を主軸に、ゆっくり時間をかけながら自らの将来を考察するキャリア教育を行っています。その上で進学を目指す生徒はオープンキャンパスに、就職を目指す生徒は応募前職場見学等に参加することで、所謂ミスマッチが起きないようにしています。

 高校3年生18歳でひとつの節目を迎え、多くはその先の人生について考えなければなりません。これは本校に限ったことではなく、どこの高校に所属していても同じように巡ってきます。自分の人生に答えがないから考えなければならないのだと思います。当然、不安や迷いは生じますが、自分の人生は自分で舵取りするもの。だから、おもしろい、のです。誰かが敷いたレールに乗る人生ほどつまらないものはない - 私はそう考えます。

 ほぼすべての生徒がこう言います。「自分は何をしたいのかがわかっていなかったから、尚栄の幅広い学びの中で自分探しをしたいと考えて進学した」中学校の卒業段階でその先に訪れる自らの将来像をそう簡単には描けるはずはない。私も描けなかった。あなただけが描けないのではなくみんな描けないのです。だから、ひとつのことだけではなく、広い世界を見るべきだと考えます。その広い、おもしろい世界を本校の学びの中で経験することにより、イメージを膨らませることができます。

 近い将来、特化的な思考よりも、広範にわたる視野や経験を持つ人が新たな価値を生み出していく、そんな時代がやってきます。いや、もうすでに到来しています。学歴や学力のこだわりは身を潜め、発想とアイデアで物事を動かしていく、そのような世界が広がり、誰にでもチャンスが訪れる社会になります。総合学科の高校がまさにその流れに沿うスタイルの学校と考えます。そうなっていかなければなりません。

 本校で過ごした時間で、生徒たちは今の自分にはこれがベスト、と判断できるレールを自分で敷いています。自分で決めた選択に自信と誇りを持って進んでいます。確実に成長を遂げています。立派です。

 

 追伸 写真は先日の校内運動会のものです。3年次生全員のエネルギーに私は勇気づけられました。私は歳をとっていきますが、いつまでも気持ちが若くいられるのは三十数年16歳17歳18歳のエネルギーをいただいているからなのかもしれません。これが教員の魅力なんだろう、と思います。

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振り返りと、姿で伝えるメッセージ

 自分が勤める学校を褒めるというのはどうも照れくさいです。でも、褒めます。本校は行事等を行うと必ず生徒に振り返りをさせています。させたらさせっぱなしにはしないということです。物事を客観的に捉え、自らの活動についてじっくり考えさせる。短い時間であっても大事にしなければならない取組です。

 校内運動会の振り返りをまとめたシートを読みました。『今回の校内運動会で学んだことは』の中にありましたよ、これが。「全力を出し切るのって大事なんだと思った」「全力でやることは大切」「全力を出すこと」「全力で挑む楽しさを学んだ」「全校生徒が全力で挑み自分自身の力をきちんと出している姿をみてこれからも頑張ろうということを学びました」嬉しかったなぁ、本当に。これを感じさせる授業が実践できていたということでしょう。担当の先生方、ありがとう。

 昨日のブログと重なりますが、全力を出し切らなければならない場面にふさわしい年齢があって、そこで間違いなく全力を出し切る - 当然ながら本人の意識に委ねられるところはあります。しかし、どうでしょうか。私は大人側の熱意に寄るところも大きいと考えます。そうさせるための仕掛けがあったかどうか。ここは先生方も振り返ってください。

 言い訳になりますが、100m走に生徒と一緒に出場したかったです(願望に終わりました。来年は出場させてください)。生徒に大人の全力を見せてあげたかった・・・先月末の北海道マラソン後に右膝を痛めてしまい、全力で走ることができない状態になりました。少しずつ良くはなっているもののLSD(キロ7分程度)がやっとです。無理をしたらしばらくランニングできないだろう、と判断してやめました。

 さて、私のことはさておき嬉しい出来事がありました。私と同年齢の先生が100mを生徒と走ったのです。勝ち負けではなく、力のすべてをかけて走った・・・大人の全力を生徒たちに見せることの意味は大きい。言葉ではなく姿で伝えるメッセージ。生徒に強烈なメッセージを投じたな - 私はそのように考えています。一緒にスタートを切った生徒は先に先に、それを追いかける大人の走り。感動的なシーンでした。ありがとうございました。

 話を変えます。本校のホームページのアクセス数が60万件を超え、昨日、教職員によるお礼のメッセージが投稿されたところです。本校の一日一日を楽しみに訪問してくれている方がいるのだ、と私たちは受け止めています。せっかくの訪問に応えられるような取組を続けなければなりません。

 「写真一枚と1行のメッセージ」これが私の口癖です。難しいことを書こうとしなければ、気軽な日記として書けます。着任来、手のかかる点検や決裁は省き、とにかくタイムリーに情報発信することを教職員にお願いしています。

 今後とも末永くお付き合いくだされば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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お手伝いありがとうございました

 校内運動会におけるPTA活動について、「何か協力をしたい」と前PTA会長からお話をいただいていたところでした。この思いは現PTA会長に引き継がれ、このたび冷たい飲み物を生徒に渡していただくという形で実現しました。受け取った生徒からは「ありがとうございます」という感謝の言葉とよく冷えた飲み物に感激の声が上がっていました。忙しい中でのお手伝い大変ありがとうございました。

 昨年度に引き続き保護者等の観覧スペースを設けました(写真中央の校舎とプールのあたりになります)。多くの方にお越しいただきました。お子様並びに本校の生徒の様子をお見せすることができ嬉しく思っています。また、見てもらえる、そのことによる生徒のモチベーションも向上したように感じます。

 走る跳ぶ投げるが苦手な生徒もとにかく全力で活動している、クラスの仲間を応援し競技終了後の成績発表では年次を問わず拍手で讃え合う。その姿は言葉では言い表せない感動的な光景でもありました。

 閉会式の講評(原稿なしの感じたままの話です)でも話したことですが、人は簡単に『全力を出し切れ』と言う。ただ、果たして人生で何回全力を出し切る場面があるだろうか。ここにいる生徒の皆さんは、体育の授業や運動系の行事で全力を出す場面はあるけれど、年を重ねるにつればったりとそうしたことが遠ざかってしまう。全力を出し切れと言う大人が全力を出し切ることはそう多くない。だから、小学生中学生高校生の活気盛んなこの時に全力を出し切ることは本当に大切なこと。その姿を見せてくれた生徒の皆さんに感動している・・・

 自分の全力を人に見られたくない、喜びを分かち合うことが格好悪い、真剣に向き合うことを避ける、などなど私の人生の中にある年齢期における恥ずかしい空白の時間があります。生徒一人ひとりの全力をまじまじと見せつけられることで、それを避けた自分を想い出しては情けなくなってしまいます。もう、戻ることはできません。後悔しかありません。その年齢でしか味わうことのできなかい大切なものはもう二度と拾うことはできません。私の失敗談です。

 さて、今回のお手伝いもそうですが、保護者等の方々は学校の活動に関わりたいと思ってくれています。学校としてお願いできることは遠慮せずに、逆にお願いされたことについては実現に向けて真摯に考えなければなりません。PTA会長から「今回の企画をこの先も続けていきましょうね」との言葉をいただきました。今後ともよろしくお願いいたします。

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0(ゼロ)から1(イチ)を生み出す力

 「0(ゼロ)から1(イチ)を生み出す力」昨年度、美唄市長桜井恒様からいただいた言葉です。

 昨日9月10日(木)総合的な探究の時間に取り組む3年次生の「探究学習中間発表会」を実施しました。3年次生はもちろんのこと、担当している先生方、そして当日の準備、運営に携わってくれた教職員に感謝します。また、御多忙にもかかわらず御参観くださいました方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。

 本校の探究学習については、3年前から地域をフィールドにした取組を進めています。まちづくりに貢献するために自分たちは何ができるかを地域の方々のお力をいただきながら取り組んでいるところです。

 約8ヶ月で課題を整理し課題解決に向けた提案に結び付けていくので、ゆっくりのんびりしている時間はありません。週1回の限られた枠組みの中で取り組まなければならないという難しさがありますが、それでもよくここまでの形にできたな、と感心しているところです。

 私から気がついたこと。①ポスターセッション形式ですから、1枚の模造紙にかけるエネルギーについて今一度考え直して欲しい(見てもらう、伝えるための気遣いを意識していたでしょうか。いつも話していますが文字の上手下手ではありません)②集まってきた人に聞いてもらえる声量になっていたかを検証して欲しい(事前に会場となる体育館で確認したでしょうか)③原稿を見ないでトークして欲しい(相手の顔を見てメッセージを伝えていたでしょうか)④いただいた意見を精査して欲しい(高校生にしか気づけないことと大人だから気づくことを掛け合わせていくことを意識したでしょうか)①から④までをやっつけ仕事ではなく、丁寧に時間をかけて取り組むことによってさらに素晴らしい発表になると思います。

 昔は与えられたことをただこなしていけば良かったわけですが、現在そしてこれからは何もないところ(0 ゼロ)から出発して、形を作り上げる(1 イチ)時代です。困難さはありますが、それ故の楽しさもあります。多くの大人(私も)が経験したことのない学びを経験している生徒がうらやましいです。

 積み重なった数字がまもなく60万訪問者数を迎えます。今後も本校の教育活動の情報発信に努めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。

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ちょこっと寄って読んでいます

 4階にある図書館のここに座って数分間本を読んでいます。1話を5分程度で読むことができる短編集。気持ちの切替にはもってこいです。誰もいない静かな図書館は本の香りに包まれています。安らげる場所として私は大切にしています。

 今までいくつもの学校に勤務してきましたが、どこの学校も校舎の端の方に図書館が配置されていて、どうしてなんだろうなと疑問に感じてきました。上に上に端に端にとなってしまう図書館が生徒から遠い存在になっているのは学校の大きな課題だと思っています。本来はもっと近くにあるべき場所が遠くになっているのは残念です。

 図書局の生徒が放課後に活動していますが、訪れる生徒が少ないとのこと。本離れが進んでいる中、集客の工夫に頭を悩ませています。まずはすぐ手の届くところに本があるというのが理想。そうした環境を何とか作れないものか・・・考えるところです。

 インターネットで配信されているランニング番組を聴いて走っていると、最近は聴く読書を楽しんでいる方が多いらしいです。簡単に言えば、活字を目で追うのではなく、読んでくれているものを聴くということです。それはそれで楽しそうとは思うものの、私はやはり本を広げ読むのが一番だと思っています。

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ボランティア研究大会

 9月8日(火)本校において、北海道高等学校文化連盟空知支部第18回ボランティア研究大会を開催(参加校は岩見沢農業高校、岩見沢東高校、岩見沢緑陵高校、本校の4校)しました。ボランティアという共通の志を持った高校生がこうして集まると、これからの世の中もまだまだ大丈夫だぞ、と妙に心強く思ったりします。ボランティア精神は若い世代に確実に引き継がれている・・・何だか嬉しくなりました。

 本校が当番校ということもあり顧問の先生を始め生徒たちは準備等で苦労したと思います。用意された大会に参加することが多い中、こうして準備と運営に携われたことは貴重な経験です。人を迎えるに当たって何をしなければならないか。大会の成功は小さな気遣いができるかにかかっています。

 さて、私は開会の挨拶の中で次のことを話しました。「せっかくの機会ですから、自校の枠から飛び出して、他校の生徒とのコミュニケーションを積極的に図り、交流を深めて欲しいと思っています。自校のボランティア活動がさらに良きものとなるよう、また他校と連携できる取組がないかなどを考察しながら本日の時間を過ごしていただけると、ここに集まった意味があるのかな、と考えます」

 初めて会った人とコミュニケーションを図ることはとっても難しいです。いつからこのような形態がとられるようになったのかは定かではありませんが、ひとつのテーブルに見知らぬ人が一緒になってグループワークをすることが当たり前になっています。教頭会も校長会に参加してもグループが作られ、そこで協議・発表となります。

 誰が最初に口火を切るか・・・大人でも腹の探り合いみたいな雰囲気になります。私はその一瞬の沈黙が苦手なので誰から言われるともなく、真っ先に所属先と氏名を言って挨拶をするようにしています。そうすると「じゃ、次私が」という流れになっていきます。誰かが口火を切ったらそのあとは自然に流れていくわけです。最初が肝心です。

 どうなるんだろう、と心配半分生徒たちの様子を見ていましたら、スマホ世代、ゲーム世代と言われながらも、ぐるっと一周自己紹介を終えたあとしっかりコミュニケーション活動がなされていて安心しました。後半の体験活動は来客対応のため見ることはできませんでしたが、閉会式では満足した表情が伺えましたから、有意義な時間になったのだろうと思っています。

 最後に本校の部長の言葉です。「誰かを思うことからボランティア、防災を始める」誰かを思うことから・・・重くて深くてずしっとくる言葉でした。

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教職員の勉強会

 昨日から3日間、生徒は4校時授業(午前授業)です。午後からは成績処理や教職員の勉強会(研修会)となっています。昨日は日本医療大学ヒューマンデザイン学部共生社会デザイン学科橋本達志様をお迎えし、14時から特別支援教育に関する研修会を実施しました。

 本校では、定例の職員会議を行う日を5分短縮とし、確保した30分でミニ研修を行っているところですが、2時間、3時間を確保するとなると容易ではありません。貴重な時間を有効に活用するため、研修担当の先生方が頭を悩ませながら計画してくれたことに感謝しています。

 個人で勉強するのは当たり前ですが、全員が同じテーマで勉強することも大切です。いずれにしても学んだ成果を次のステップにつなげて欲しいと考えます。『課題を消費』することから『価値を創造』することが重要です。本校で今日からできることは何かを考えてスモールステップで実践していけば、学校としての力は必ずアップします。

 橋本様、御多忙にもかかわらず本校の研修会のために時間を割いていただきありがとうございました。

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美唄市立美唄中学校学校祭

 9月4日(金)昨年に引き続き美唄市立美唄中学校の学校祭に招待され、合唱コンクールの審査をさせていただきました。合唱の響きはいつ聞いても胸を打つものがあります。遠く懐かしい記憶を蘇らせてくれたり、心の琴線を震わせてくれたり。どうしてか涙が出てしまいます。どうしてなんだろう。

 あのとき、みんなと一緒に真剣に歌えば良かった・・・

 私はデタラメな中学生でしたから、クラスみんなで合唱など恥ずかしいことと思って、ふざけておかしな声を出したり歌わなかったり。真剣に歌う人たちに多大な迷惑をかけた記憶しかありません。ステージ前に整列しなかった記憶もあります。そのときはこれでいいんだ、と思ってやっていたことが、高校を卒業して大学、社会人となっていく過程で、みんなに申し訳ないことをしてしまったな、と反省や後悔する場面が多くなりました。それは今でも消えることはありません。これに限らず様々な迷惑をかけましたから、中学卒業後のクラス会等には一切顔を出していません。せめてものけじめです。合唱を聞くといつも中学時代の情けない自分を想い出します。恥ずかしいです。

 各学年2クラスの合唱からは、繰り返し繰り返し練習してきたんだろうな、と思わせる発声、ハーモニー、表現がありました。私のような生徒はどこにも見当たりませんでした(いるはずがありません)。みんな真剣でした。コンクールに向けての活動時間は、様々な感情に振り回された時間でもあったはず。一度は離れかけた気持ちも今日この時間にきっと心をひとつにすることができたんだろうな、と思います。

 合唱がすべての生徒を成長させた(合唱から逃げた私は成長できなかった) - 私はその成長した姿を見ることができて感激です。ありがとうございました。

 ステージに飾られた樺戸連山。中学校の校庭から見えるありのままの景色。素敵ですよね。

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運動会の延期

 本日の校内運動会はグラウンドのコンディションが悪く1週間後に延期。グラウンドは御覧のとおりです。

 昨日は雨こそなかったものの夕刻から遠いところで雷が鳴り出して、ゆっくりこちら側に近づいてくる感じでした。17時50分あたりから激しい雨が降り出すとともに、雷もひどくなりました。一気にバケツをひっくり返したような雨。人生で初めて経験した雨でした。

 校舎内にわりと多く生徒が残っていましたので、雷と雨がおさまるまで外には出ないこと、駐輪場で雨宿りはせず校舎に入ることを放送により指示しました。私がそうする前に退勤前の先生方が手分けをして生徒の対応をしてくれており大変助かりました。また、すべての生徒が状況を理解し対応してくれたのも良かったです。

 保護者等の方にお迎えに来てもらって、全ての生徒を引き渡し終わったのは19時10分。その頃には奈井江方面の空が雷で時折光っている状況でしたが、雨は何事もなかったかのようにすっかりやんでいました。職員玄関を出たすぐのところにマンホールがあるのですが、その蓋がガチャンガチャンと金属音を立て今にも吹き飛んできそうになっているのは恐怖でした。

 昨日も地球温暖化による気候変動の話を書いたところですが、まさにその日にこのような状況になり、いろいろ思うところがありました。みんな異常だとわかっている。その原因もわかっている。世界の国々もわかっている。でも、個人レベルで何をすべきなのかの肝心なメッセージがない。災害から身を守るメッセージと同時に環境を元に戻していくためのメッセージを発信すべきです。日本だけで1億人。この1億人一人ひとりが共通して小さなことを続けていけば、小さくとも何かが変わっていく - 私はそう考えるのですが・・・

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今月のお花

 職員玄関を入ると真っ先に目にするお花。朝の打ち合わせのために2階の職員室に行きますが、その入り口に飾られたお花。そして、生徒をお迎えする生徒玄関ホールに置かれたお花。毎朝校内3箇所で見ることができます。今回は鮮やかなオレンジ色の花が目を引きます。見事なオレンジ。この色を見たら朝一番みんな元気になるのではないでしょうか。

 自分にもできるかも。そう思っても簡単に生けられるモノではありません。主役をどうするか、脇役の配置、全体のバランス、そして自らの想いも入ってくる。簡単にできそうなことも実際やってみたら・・・そうした経験は誰しもお持ちですよね。やってみて初めてその難しさがわかる。

 上手に生けてるな、といつも思います。講師の先生の御指導のお陰ですが、生徒たちの腕も確実に上がっています。先日の書道の作品もそうですが、高校生がこうしたセンスやテクニックを持つことってすごいと思いますし、うらやましいです。

 暦は進んでいきます。九月に入りました。今年は夏と秋の線引きがしっかりできる季節の切り替わりになっているように感じます。だらだらといつまでも暑さが継続し、極端に短い秋が過去何年にも渡って訪れていました。久しぶりに秋を感じることができています。

 さて、本日(9月3日)の北海道新聞朝刊に深刻な記事(一部抜粋)がありました。
 『気温 数年で危機的水準』国連環境計画は、地球温暖化による気温上昇で、災害や健康障害などのリスクが危機的な水準に高まる報告書を提出。化石燃料からの脱却や再生可能エネルギーの拡大が必要と訴えた。

 日本のことで言えば、地球温暖化が原因と思われる災害が全国のあちらこちらで発生し、報道はその悲惨さだけしか伝えてきません。私はいつも戸惑いと疑問を感じています。その次のメッセージがないのです。直近で言えば線状降水帯による千葉県、富山県、石川県、青森県の被害。「こうした災害を防ぐために、私たちは地球環境に対して今日から何を始めなければならないのか」災害への対処は語られるけれど、災害を防ぐ話はありません。私は後者のメッセージが欲しいです。

 一人ひとりが小さなことに行動を起こしていけば、やがてそれは大きな課題の解決につながっていくはず - そのように考えます。

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一日防災学校

 昨日、9月1日は災害について考える一日として教育活動を実施しました。長い期間をかけて準備をしてくれた教職員に感謝いたします。生徒の皆さんは自分事として考えることができたでしょうか。

 日本各地、世界中で災害が発生しています。身近なことで言いますと、線状降水帯の発生により、千葉県、富山県、石川県に甚大な被害が出ています。また、一月前には熊本県で大きな地震が発生しました。他人事ではありません。いつ身の回りで災害が発生するかわからない状況になっています。

 今回の一日防災学校の取組について生徒向けの振り返りシートが配信されています。未回答の人は本日中に記入をお願いします。

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わずか数分が縮まらない

 北海道マラソン2026 - グロスタイム(号砲からの計測タイムが公式記録)3時間35分00秒。スタートラインに到達するまで2分。それを差し引いたとしても結果的に目標としていた3時間29分59秒には届きませんでした。時間にして3分、180秒。このわずかな時間を10年かけても縮めることができません。

 昨年は暑さにやられ3時間49分47秒。ゴール直後、両足が攣り歩けなくなり大通公園の芝生の上にひっくり返ったまましばらく立ち上がることができませんでした。夕刻、仲間と打ち上げをした会場で微熱と吐き気が襲ってきて具合が悪かったのを覚えています。おそらく軽い熱中だったと思います。過去10回のマラソンで最悪のゴールでした。

 自己ベストは3時間32分17秒。背中が見えてきたサブ3.5を超えることができません。全マラソンランナーの数%しか達成できないと言われる記録。手が届きそう、でも届かない。ゴールの喜びよりも悔しさだけが残るレースです。ゴール前3分、距離にすると600m。本校の陸上トラック2周分の遅れ。悔しくて悔しくて、昨晩、激しい筋肉痛の足で4キロのジョグと2キロのウォーキングをしました。ここからまた1年をかけて練習です。

 市民ランナーである私は順位には全く興味はありません(人と争うことは可能な限り避けています)。だから人に勝つ負けるのストレスは発生しません。格好をつけるわけではありませんが、自分との戦いです。今の私の人生を考えるとき、自分と唯一戦えるのはマラソンだけです。

 いつも37キロを過ぎると、本格的な自分との戦いが始まります。重くなった足をいかに前に出すか、残り5キロのラストスパートをキロ5分以内に持っていけるか。このふたつの自問自答。今大会は37キロ以降キロ5分20秒となり、それ以上速度を上げることができませんでした。まだまだ、です。

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魂が迫ってくる

 砂川市で開催された『令和8年度高文連空知支部秋季書道展・研究大会』に出展された本校生徒の作品を鑑賞してきました。空知管内8校から100を超える作品が展示されており、どの作品からも作者の魂が迫ってくるかのような力を感じました。

 高校から書道を始めた生徒(本校の生徒も)も多くおり、しかしわずかな時間でここまで成長していくことに驚きます。全ての作品が素晴らしかったです。

 本校の生徒の作品をずらり並べてみました。何度も何度も書いてきて最後に提出した作品です。

 生徒一人ひとりの想いが伝わってきますでしょうか。

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二人三脚

 体育大会の練習がグラウンドで行われています。二人で肩を組みひとつになって駆けてゆく姿。何だかいいですよね。相手のことを考えなければ思うように進めませんから。相手のことを考えてあげる・・・簡単なようで難しいけれど、大切にしなければならないことです。

 昨日も書きました。『勝ち負け』『遠くに飛ばした』『優勝した』は確かに大切なことかもしれない。でも、そんなことよりも大切なことがあるのだ、ということに気付かせてあげる教師、教育、学校でなければなりません。

 私は何の取り柄もない少年でした。勉強はからっきし、絵も書道もダメ。でも身体だけはでかい。運動会でリレーの選手になった時の親父の喜びようと、そうならなかったときの不機嫌さ。この両極端な姿を強烈に覚えています。親父は私にいったい何を求めていたのだろうか・・・そんなことをふと考えるときがあります。勝つことだったのか、選ばれることだったのか、目立つことだったのか。かけっこで1番にならなくても、グラウンドの砂に足を取られて転んでも、笑って肩を叩いてくれる親父でいて欲しかったな、と今さらながらに思います。

 さて、今週から学校生活がスタートし、漸く金曜日を迎えました。多くの生徒はほーっとしているのではないかと思います。緊張、疲れの中で過ごしていたわけですから。スタートの全校集会において「慣らし期間なんだよ」と教頭先生から話をしていただきました。自分のリズムやペースを取り戻すことができたのであれば、それで良し、です。

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高校生でしか見せない純粋な姿

 校内運動会が9月4日(金)に開催されます。校長室から見渡せるグラウンドで体育の授業が行われており、生徒たちがトラックを走りバトンの受け渡しの練習をしています。当日の種目は、個人種目である100m走、走り幅跳び、砲丸投げ、クラス種目の男女混合選抜リレー、年次種目の年次全員リレーです。校内に掲示された手づくりポスターが運動会に向けた気運を高めてくれています。作成してくれた生徒の皆さん、ありがとう。

 昨年のリレーで盛り上がった3年次生の姿が目に浮かびます。先頭を走り途中で抜かれて、でも必死に抜き返そうとしている。抜かれたことを責める者は誰ひとりいない。一生懸命な走者を一生懸命に応援する。ゴール後に抱き合って涙を流しながら飛び上がって喜ぶ姿 - 教師であれば一番見たい姿をありのまま見せてくれた・・・

 昨年度、会が終わったあとに前PTA会長とお会いした際「学校のために何かお手伝いできることがあればいいのですが」と相談を受けていたところでした。学校祭におけるお手伝いに全力投球で、それに続くものがないのは残念ということです。課題を突きつけられました。前会長の意思は現PTA会長に確実に受け継がれ、今年度初めて校内運動会でのお手伝いをいただけることとなりました。大変ありがたいことです。

 地域と連携した学校づくりは今や当たり前のこととなっています。どうしても外とのつながりに視点がいってしまいがちです。そうした中で私は次のことが気になっています。『地域の前に保護者等へのアプローチはどうなっていますか』

 保護者等にしっかり支えてもらってこその地域ではないか。地域には居住されている保護者等を含んでいます。一番近いところにいる保護者等の満足度を高められなければ地域連携はうまくいきません。保護者等がいつでも気軽に来ることができる学校 - 私は校内運動会がその役割を果たすと考えています。

 勝ち負け、遠くに飛ばした、優勝した、の前に私は若き子どもたちがひたむきに走り大きな声で仲間を応援し涙しながら喜び合う、高校生でしか見せない今だけの純粋な姿を教職員、そしてPTA役員、保護者等の方々に見てもらいたいと思っています。

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本との出逢い

 ここ数年読書量がめっきり減ってしまいました。忙しいから、というのではなく、読書をするエネルギーが急激に衰えてしまいました。2時間でも3時間でも、いや一日中読書をすることもあったのに、1時間と持たなくなってしまいました。年齢のせいなのかな、なんて思ったりしています。

 私が一番好きな作家は村上春樹氏で、氏の作品はほぼ全てを読了し、今でも繰り返し繰り返し読み続けています。特に高校生で手にした「ノルウェイの森」、大学時代で出逢った「国境の南、太陽の西」の二冊は、誰かを好きになるということはどのようなことなのかを心底考えさせられた作品です。

 実っているのか実っていないのかわからない恋愛をいくつかしていた時でもあり、どこか心が満たされずぼんやりとした毎日を過ごしていたので、のめり込むように読んだ記憶があります。私の青春を語る上でこれらの本は切っても切り離せない大切なものであるのと同時に、氏のファンであった私が同じく氏のファンだった妻と大学時代に出逢うという、何だか不思議な縁を感じさせるものにもなっています。

 さて、早稲田大学まで歩いて10分のところに長男のマンションがあり、今回の東京入りで念願の早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)を訪れることができました(無料で入場できます)。ここには氏の作品が全て並べられており、一つひとつを手にすることができます。また、氏の書斎の一部分や愛聴しているJAZZレコードの展示コーナーもあり、ファンにとっては見逃すことのできないスポットです(多くの人には興味のない場所なのかもしれませんが)。まちのど真ん中ではなく、氏の母校である早稲田大学の敷地内にあるのがいいのかもしれません。気になる方は是非足を運んでみてください。楽しめると思います。

 7月3日に発売された長編小説『夏帆─The Tale of KAHO─』を読み始めています。手元にはあったのですが、先に手にしていた小説を読むのに時間がかかり、漸く開くことができました。時代は変化し聞く読書が流行っているようです。それはそれで趣があり便利なような気がしますが、私は活字に目を走らせ頭で人物や風景を思い描きながら本を読むことが好きです。

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始業

 今日は朝から雨降り。いつもはグラウンドの向こう側の住宅街も見渡せるのに御覧のとおりです。

 長い休みを終えて昨日から生徒が登校しています。私は私用で東京におりましたので、全校集会の挨拶文を教頭先生にお渡しして読み上げていただく形をとらせていただきました。教頭先生に、生徒の皆さんにも申し訳ないことをしてしまいました。すみません。

 いつかはそうしたことがやってくるだろうとは思っていましたが、6月上旬に長男からいきなり電話がかかってきて、急転直下の話でびっくりするよりももう笑うしかないような展開になってしまいました。本来は東京にすぐに行きべきでしたが、スケジュール調整した結果が全校集会前後になってしまいました。

 教頭先生から伝えていただいたメッセージ(全文)

 一年前の夏と比べると身体への負担を感じさせない涼しめの夏だったような感覚がありますが、生徒の皆さんはどのような夏季休業を過ごしたのでしょうか。友達と遊んだり、家族で出掛けたりなど、有意義な時間になってくれたのであれば嬉しく思います。
 7月最後の全校集会で皆さんにお話したことですが、自分の命を守ることについては、長期の休業であっても学校生活が始まっても、自分自身で考え行動しなければなりません。交通事故を起こさない、交通事故に遭わない、熱中症から身を守ることなど、今日こうして全校生徒が集まる貴重な時間になっているわけですから、今一度、ここでしっかり考えてください。
 さて、昨年もこの場で話したことをもう一度言わせてください。
 皆さんに次のことを問いかけますから、少しだけ考えましょう。長期の休みに入る前の気持ちと、長期の休みが終わってこうして通常の生活に戻った気持ちの有り様について考えてください。
 どうでしょうか。夏季休業を迎えるときは心が軽くなり楽しく嬉しい気持ち、そして今は、身体がだるい、すっきりしない、憂鬱、気持ちが重い、学校を考えると不安、冬休みまでまだまだ長くて辛い。いかがでしょうか。
 私は8月11日から16日まで6日間連続で休暇を取りました。一番は仕事から離れられること、やりたいことができること、遠くに出掛けられることで、嬉しかったです。でも、17日から始まる通常の生活が一日一日近づいてくると気持ちが重くなり、特に16日の晩は、正直「仕事行きたくないな」と思いました。それでも行かなければならないわけです。
 皆さんも私と同じではなかったですか。大人でも子どもでもみんな同じなんだろうと思います。
 休み明けの初日です。それぞれにそれぞれの思いでここに集まっているでしょう。スタートラインは8月24日であっても、スタートダッシュはそれぞれ異なります。素晴らしい加速で前に進める人と、躓いて転んでそこから走り始める人もいます。中にはスタートラインに背を向けてしまう人もいるはず。
 だから特に今週はいきなり全力で走るのではなく、ゆっくりゆっくり歩きましょう。周りと一緒にならなければ、と自分にプレッシャを与えず、慌てずゆっくりゆっくり歩きましょう。もしも、体調が悪ければお休みする選択もあります。身体と心のバランスを整えていきましょう。
 最後になりますが、不安や悩みは誰にもあります。大人の私もあります。一人で抱え込んでモヤモヤするのではなく、友達、先輩、保護者等、担任の先生、部活動の先生、養護の先生、私に声をかけてください。言葉を出すだけで周りは気づき、気づいたからこそ話を聞いてくれたり、大切な言葉をかけてくれるようになります。誰かに助けてもらうことは恥ずかしいことではなく、本当に困ったことが解決する手掛かりになるんだと考えてください。
 皆さんに、身体と心の健康を意識した生活をお願いして、始業の挨拶とします。

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母校

 室蘭と登別の境目になる鷲別駅前通を山手に2キロほど直進していくと室蘭工業大学に突き当たる。室蘭市水元町を住所にするのだが、この界隈は学生のまちを感じさせる独特な雰囲気が漂っている。北海道大学のように利便性の良い札幌の中心部に位置しているわけではなく、室蘭の中心部(東室蘭)から4キロ離れた山間にあることから、付近は学生マンションやまだ一部残っている下宿、コンビニエンスストア1店舗、学生生協、飲食店が数軒、歩く人は学生か付近の住人のみ。ただこの一角は賑やかではないこの閑静さがいいのだ、と私は昔からそう思っている。

 卒業後一度ここを離れ、勤務の関係で再び戻って10年住んだ。たまたま妻の実家が室蘭ということから、毎年室蘭の地を踏むことができるのが嬉しい。室蘭は、私が生まれ育ったまちを捨て、自分の足で新たな一歩を踏み出した大切なまちであり、故郷に位置付けたまち。特に水元町界隈は私自身の心の拠り所としている場所である。

 卒業して32年。私は一度も欠かさず室蘭工業大学に足を運んでいる。ただここの空気を吸うためだけに。ただそれだけのために。自分が一番落ち着ける場所。原点に帰ることができる場所。そうした場所が自分の中にあることが幸せである。

 この日もやはり閑散としていた。お盆休みということもあるのだろう。キャンパス、住んでいた下宿付近をゆっくりランニングしたが、誰ひとりすれ違う人はいなかった。ただ寂しいとは思わない。これは32年前と何ら変わらない風景だから。だからいいのだ。

 大学に入学することによってお付き合いをしていた女性と別れ、気持ちを落としたまま下宿から大学までを往復していた自分。アルバイト先に向かうために利用した道路。授業が終わって真っ直ぐ向かった飲食店。中心街で時間を過ごしお金がなくて3キロ歩いた夜道。下宿に女性(妻)が訪ねてきたときの下宿住人の大騒ぎ。下宿のおばちゃん(通称)が作ってくれる大量カレー。一緒にテスト勉強をした親友の下宿。敷地内に車を駐車してフロントガラスにべったり貼り付けられた警告書。寂しい財布からCDを購入した大学生協。6畳一間の7号室。10円玉を落とし続けたサークル会館前の電話ボックス、・・・なんだろう、こうしたことが脈絡もなく頭を駆け巡る。

 生徒の皆さん、夏季休業も残りわずかとなりました。始業に向けて身体と心のバランスを整えていきましょう。

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グラウンド

 どうですか、この立派なグラウンド。野球場と300m陸上トラックが併設された本校のグラウンドです。トラックのある学校は道内では珍しいと思います。

 勤務を終えて借家で着替えて再びグラウンドへ。この夏これを何度も繰り返しました。夏季休業中の夕刻は教職員も退勤し、当然生徒もおりませんので、私は贅沢にもこのトラックを好きなように走ることができました。

 普段は農道やまちの中をだらだら走っていますが、気合いを入れたインターバル走、ビルドアップ走、ペース走で走り方そのものを再確認することもたまにしています。素人のトレーニングなのでどれほどの効果があるかわかりませんが、ぐるぐると同じコースを30周、50周することによりメンタル面は間違いなく鍛えられていると思います。

 写真は8月5日(水)18時30分前後に撮影したものになります。西に沈む太陽がきれいな夕焼け空をつくりはじめる中に、ちょっぴり涼しい風が流れています。

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二十二年ぶりのひまわりに

 「最後に来たのはいつだったっけ」「〇〇(長男)と●●(次男)もいて、お母さんも一緒に来たよねぇ」「そうだっけ、●●生まれていたかぁ」記憶が曖昧になってしまうほどの時が流れている。

 我が家のお盆休みはもう妻と二人っきり。長男はこの八月に電撃的に入籍し、次男は恋人と出掛けて帰ってこない。私はそれはそれでいいと思っている。子どもは自らの人生をしっかり元気に歩んでいるという証だし、思い返せば自分自身もまるっきり同じだったのだから。二十代なんてそんなものだと思う。たいした教育はできなかったけれど、自分の力でたくましく生きていける術を私も妻も伝えてきたわけだし、その役目をとうに終えた私たちはもう束縛されるものはないのだから自由なライフスタイルでいい。

 そんな妻と二人の静かなお盆休み。私は大きな大会を控えているので朝からお昼まで毎日ランニングとトレーニング。妻も誰にも干渉されず自分の時間を。合間を縫って互いの実家に一泊二日。行きたいところ見たいところを思いつきで語ってさーっと出掛けられるのがいい。

 私の実家から車で30分のひまわり。この場所に26歳から8年通い続けてどん底の状態から少しずつ這い上がっていったのだ(完全に這い上がれたのはさらに6年先)。もう思い出したくはないけれど、苦しんだ記憶が怒濤のように押し寄せてくる。よくも脱出できたものだ。ある意味奇跡である。なんの自慢にもならないけれど、あの14年間の経験が何にも動じない強い自分を作り上げたのだと思う。あれより恐ろしいことは私の人生にはもう起こらないと思っている。

 いつもは7月末から8月上旬が見頃となりお盆時期は枯れています。お盆時期に一番いい状態で見られたのは幸運でした。元気をもらいました。ありがとうございました。

 夏季休業も残すところ一週間となりました。生徒の皆さん、就寝時間と起床時間を正規の形に戻してくださいね。 

 カウンタが56万件を超えました。いつも御訪問ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

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秋桜

 暑い日はあるにはあるけれど、それでも昨夏よりは過ごしやすい夏。朝8時、網戸を抜けてくる風はYシャツの長袖をめくった肌に冷やっと秋を感じさせる。

 子どもの頃に感じたお盆の風がよみがえってくる。それはずいぶんと懐かしい、もう長く感じることができなかった懐かしい風。あんなにぎんぎらだった夏も、お盆になるとまるで定規で線を引いたように季節は秋に入れ替わり、夏休みが終わる寂しさと、むしろそれよりも夏が行ってしまったことの虚しさで心が空洞になるのである。そのときの心の有り様は不思議だが今でも想い出すことができる。

 いつからそうなったのかわからないけれど、北海道の夏はとにかく暑いものになってしまった。だらだらと8月末まで、ひどいときは9月いっぱい気温が高めに推移し、秋風を感じる頃には身体も疲労しきってため息しか出ない。そのような時間を過ごしてきた記憶がある。秋が極端に短くなり加速度的に初冬に突入していく。

 まだ秋のことは考えたくないと思いつつも、ランニングコースの道端に早くも秋桜(コスモス)が咲いている。朝の日の出もやや遅くなり日の入りも少しずつ早まっている。時計の秒針が一秒一秒先へ進むのと同時に季節も確実に秋に歩を進めているのだ。

 さて、明日から学校閉庁日を含め16日(日)までのお盆休みに入ります。当ブログもしばし休憩時間をいただきます。

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生徒と一緒に

 8月6日(木)食品衛生責任者資格養成講習会に生徒と一緒に参加しました。一日いっぱい説明を聞く講習会なので、そうしたことに慣れていない生徒の様子が気になりましたが、全員が立派な態度で受講してくれて安心しました。昼食後は睡魔が襲ってきてそれとの戦いのような時間もありましたが、みんな最後まで受講し無事終了しました。

 食中毒の話が主で、食中毒予防には菌やウイルスを『つけない』『ふやさない』『やっつける』の三原則が大事で、どれかひとつ欠けるとダメとのこと。私もお弁当と夕食を作って食べていますから、改めて食との関わり方について考える良い機会となりました。

 今日から立秋。気温が30℃と予想され、秋の気配は全く感じません。引き続き熱中症と食中毒に気をつけて生活していきましょう。

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美唄の夕刻

 いつもの農道ランニング。その脇に黄色の花。青のキャンバスに刷毛をさーっと滑らせたかのような白の模様。向こう側に防風林とさらに奥に見える山並み。これが美唄の夕刻の風景です。

 どこにでも見かける花なのでその場でAIに質問したらオオハンゴンソウ。在来植物の生態系に影響を及ぼす恐れがある環境省指定特定外来生物なんだそう。風景になじんでいても困った花のようです。群生しているのをよく見かけるので、強い繁殖力を持っていると思われます。いつも花言葉を調べていますが、オオハンゴンソウは、正義(Justice)、公平(Fairness)、正しい選択(Right choice)、立派な(Mighty)、あざやかな態度(Vibrant attitude)とポジティブです。困った花だけどポジティブ・・・どう判断すればいいのだろう - そんなコトを考えながら10キロ1時間ほど走りました。

 テレビも新聞も熊本で発生した地震を伝えています。この空がつながったずっとずっと向こう側の、同じこの時間同じ日本の国で置かれている状況が全く異なっていることに戸惑いを感じます。複雑です。自分は何ができるんだろ、自分は何をしてあげられるんだろ・・・この1週間そのことを考えています。

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高校の夏休み

 本日も午後にこのブログを書いています。雨こそ降ってはいないけれど、昨日に引き続きどよーんとした灰色の空。校長室の網戸からは7月最後の日にしては涼しい風が入ってきて、レースのカーテンを揺らしています。

 部室に芸術部の生徒が集まって、出展に向けた最後の作業をしていました。自分の作品に刻印して完成のよう。今日の活動を終えると長めのレストに入るとのことです。お疲れ様です。

 高校で3度経験した夏休み。3年生のことははっきり覚えています。大学受験に向けた勉強だけで終わったから。朝から深夜まで外にも出ずに勉強ばかりしていました。「夏だというのにモヤシみたいに真っ白な顔して。勉強なんかしないで日焼けでもしろよ」親父に言われた言葉が今でも耳に残っています。中学生の前半は勉強を一切せず「高校行かんでいいから中学出たら家を出て働け」と言われ、勉強したらしたで「勉強しないで外で遊んで日焼けしろ」と言う。笑える話ではあるけれど、そのときは本当に腹が立ってどうしようもなかった。普通子どもが勉強していたら喜ぶだろうに。親父はいつも短絡的な言葉しか発しない人だった。

 1年生、2年生のことは想い出せません。たぶん午前中に部活動で、午後からは真っ直ぐアルバイト入りしていたと思います。大きなステレオ(システムコンポ)と服が欲しくて、そのためだけにお金を貯めていたから。何か印象的なことがないと忘れてしまうのですね・・・

 ここにいる生徒が、人生のどこかで高校時代の夏休みを思い返すようなことがあったとき、今日この日のことがしっかりよみがえってきたらいいな、なんて勝手にそんなことを考えて写真を撮りました。

 さて、当サイト53万5千アクセスをいただきました。アクセスすると真っ先に掲載される記事の数々は本校の教職員がこまめに更新してくれていて、授業や学校行事の様子、地域と連携した本校の教育活動を詳細にお伝えできているのではないかな、と思っているところです。1日に1500から2000アクセスをいただいていることが、本校の教職員にとって大きな励みになっています。本当にありがとうございます。

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静かに雨が降っています

 7月27日(月)から29日(水)の3日間、札幌市で研究会があり出張しておりました。研究会が終了して何名かで札幌駅周辺の喫茶店で珈琲を飲んでいたのが17時30分あたり。テレビ画面に熊本で発生した地震が映し出されていました。震度7。一昨日、昨日、そして本日と時間は経過していきますが、本日の空模様と同じで気持ちがどしーん、と重いままです。

 なかなかこのブログを書く気持ちにもなれず、結局退勤間際の時間帯になってしまいました。

 生徒も全員下校し校舎内はとても静かです。

 被災地では、酷暑の中停電と断水が続き、家屋が倒壊したり傾いてしまったり、道路も亀裂が走り交通にも甚大な被害が出ています。天災はある日突然訪れるわけですが、それをいつも覚悟しているとは言え、あまりにも酷い・・・

 一日でも早く穏やかな暮らしが取り戻せることを祈るばかりです。

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夏季休業に入ります

 7月24日(金)午後に全校集会を行って、明日から夏季休業です。部活動、お勉強、アルバイト、旅行、海水浴、キャンプなど様々な計画があることと思います。体調の管理と交通事故、水難事故に十分気をつけてお過ごしください。また、熱中症から身を守るため、水分補給と塩分の補給、外の状況を的確に判断し外出を控えるなど、我慢や無理をしない生活と行動をお願いします。

 全校集会におけるメッセージ(以下、掲載)

 明日から夏季休業に入ります。学校に登校しないだけで、おそらくどこにいても暑い日が続くことが予想されます。全ての家庭にクーラーが設置されているわけではないと思います。皆さん一人ひとりに暑さ対策と熱中症防止対策が課題として与えられることになります。安全に健康に過ごすためにどうすべきかを考えた生活が求められます。

 さて、先日の学校祭は昨年よりも数段盛り上がり、多くの人にお越しいただきました。皆さんの活躍が来校してくれた方全てに伝わったと考えています。前にも話をしましたが、学校の主役は、生徒である皆さん一人ひとりです。自分たちは何がしたいのか、自分たちはそのために何を考えて何をすべきなのか。このことを常に問いながら、高校生活を送って欲しいと願っています。

 5月から生徒の皆さんとおしゃべりタイムを続け、何とか半分の生徒と話をすることができました。協力してくれてありがとうございます。美唄尚栄高校の魅力とは何か。美唄尚栄高校の特色を打ち出すために何が必要か。こうしたことを話する中で、大変貴重な意見やアドバイスをいただきました。

 意見で一番多かったのは、行事をもっと増やしたい、でした。もしもそうしたいのであれば、ここにいる皆さん一人ひとりが考えてください。誰か任せではなく、自らの意見を言うことが大切です。しかし、言うならばその根拠と責任が伴います。言うだけ言わせてもらう、は誰も認めてはくれません。言った以上最後まで関わりを持ち、実現に向けて汗を流してください。そうすれば必ず実ります。

 今年度から中間考査、期末考査がなくなりました。2,3年次生はそれまで考査があったので、なくなったことに対する受け止めは1年次生以上に強いものがあるのではないでしょうか。皆さんを楽にしよう、先生方のテスト問題をつくる負担を減らしましょう、ということで無くしたわけではありません。一つひとつの授業を大切にし、今日習ったこと、昨日習ったことをしっかり身に付けていきましょう、というのがねらいです。今後も授業を大切にして学びを深めてください。

 最後になりますが、出掛ける機会が多くなると思います。お祭り、花火大会、キャンプ、海水浴、自転車での遠出など、開放的な気持ちから間違いを起こしてしまうケースも多くなります。交通事故、トラブル、水難事故など、この国のどこかで日々発生しています。自分には関係ないではなく、自分にももしかしたら・・・そう考えて行動してください。

 それでは良き夏季休業に。
 夏季休業明けに元気な姿で会いましょう。

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関心を持って見守る

 変わった色合いでギザギザのユニークな花びらが人目を引きます。自宅の庭に今年もエリンジウムが咲きました。トゲトゲした葉や花びらが秘密を守っているように見えることから「秘めた愛」、「秘密の恋」という花言葉を持ちますが、海外では触れるのを拒んでいるように見えることから「厳格」、「独立」といった花言葉となっているようです。

 見た目のとおりトゲがあるので、触れるとチクリと刺さって痛いのですが、白や黄色、ピンク、オレンジの花が多いので、この色が庭にあると表情が豊かになります。庭におろして3年目になりますが、今年は花の付きが多くなりました。もう一カ所別なところに植えた6年ものも元気よく咲いてくれています。

 今の家に住んで15年、限られたガーデンの中に次々とお花を植え育ててきました。宿根草と言っても冬を越せなかった花があり、種をダメ元で植えてそれが何年にも渡って花を咲かせたり、と様々な経験をしながら庭づくりをしてきました。手をかけすぎて枯らしてしまったり、手をかけなくとも大きくなったりするなど、どちらかと言えば思うようにならないことの方が多いです。

 私はたまたま教育に携わる人間ですから、花は子どもたちと同じだなと感じます。愛情をかけ過ぎても上手くいかず、ある程度構わなくても独自で育っていく。ただその判断は非常に難しい。何かの掛け合わせが良くて素晴らしい花を咲かせるのだとしたら、私は、手をかけすぎず、ある程度花独自の生命力に任せて見守ってあげることがいいのではないか - 何の根拠もなくそんなことを勝手に考えたりします。

 無関心ではなく、関心を持って見守る。そうすると、想像以上の花を咲かせてくれるような、そんな気がします。

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アジサイ(紫陽花)

 昨年ここを知ったときは、夏が終わり秋に差しかかっていました。たまたま夕刻のランニングをしているときにここを通ったのです。いつもは通らない空知神社の遊歩道。残念ながらアジサイの時期はとうに過ぎ、一年後の一番いいときに見なければ、と借家に戻りました。そして、この日。

 我が家のアナベル(アメリカアジサイ)は白とピンク。これが10日前から見頃を迎え満開になりました。だから、ここも、と思って行きました。グッドタイミングでした。

 調べると地域の有志や団体が中心となって、空知神社横の遊歩道に植樹を行い、美唄の名所にしようと行動したとのこと。地元の方がカメラを持って写真を撮っていたので、当初の目的は十分に達成できていると思います。100メートルほどの遊歩道に白や青、ピンクのアジサイが満開になっていますので、お早めにどうぞ。

 アジサイ(紫陽花)の花言葉は、移り気、辛抱強さ、和気藹々。土壌によって色が変わることから「移り気」。花が長持ちするから「辛抱強さ」。小さな花が密集して咲くから「和気藹々」そのとおりだな、と思う花言葉ですね。ちなみに我が家のアナベルは、土壌に関係なく白は白、ピンクはピンクです。

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ガパオライス

 7月17日(金)一般社団法人おもてなし美唄市国際交流協会ease様が主催、市民講座「タイ料理の会」を本校にて実施しました。美唄市はタイ王国や台湾との人的交流を進めていて、本校においてはフード系列が中心となって両国との交流を深めています。

 調理を指導するタイの大学生(美唄市地域おこし協力隊)、台湾大学生6名、美唄市民、サポートスタッフが参加し、盛大に開催されました。

 講座はグループごとに分かれ、コミュニケーション活動を含めた調理で大変楽しいプログラムになっていました。私はスマートフォンを持ち込んでいましたから、翻訳アプリを活用して大学生とコミュニケーションを図りました。

 今の翻訳はすごいですね。スマートフォンに話しかけると一瞬で中国語に変換され、相手に言葉を伝えることができますし、その逆もまた素早い変換により、時間的なストレスを感じないでコミュニケーションが図れます(本当はスマートフォンを介さずに会話ができるといいのだけれど)。

 大人気マンガで、異次元ポケットからひみつ道具翻訳の食べ物が出てきて、それを食べることで異国語の会話ができるようになる。この道具に限らず、50年も前に見ていたアニメの世界が現実のものになっていることにただただ驚きます。それを想像できた漫画家の発想にも驚かされます。

 次男が大学時代にフランス、イタリア、韓国の旅をしたときのこと。帰省したときに話を聞いたら、スマートフォンがあれば何も怖いものはないよ。会話だって困らないし、どこ行きたいここ行きたいとなっても交通機関も全部調べられるし。自分で調べて予約だってできるから、旅行業者とおさないで行くのが一番だよ。人を頼らなくても別に世界中どこでも行けるから、父さんも母さんも行っといで。

 会が終了したあとに次男が言っていたことを思い出しました。実際に使ってみてそのとおりだな、と思った次第です。

 ちなみにガパオライス、とても美味しかったです。先日の料理の話ではありませんが、自宅でも簡単に作れそうです。

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AIに相談した1週間分のレシピ

 7月8日(水)午前11時の授業風景。家庭科フードデザインの授業で肉じゃがを調理しています。この日、フード系列ではスターゼンミートプロセッサー株式会社石狩工場から講師をお招きし、豚肉加工の実演・体験授業が行われる(トップページ ブログ7/9で紹介済)など、ひとつの学校で食に関わる授業が複数展開される一日となりました。すごい学校だなぁ、おもしろい学校だなぁ、我が校のような学校が全国至る所にあればいいのになぁ、と思った一日でもありました。

 何度も書いていますので、またかと思われてしまうかもしれませんが、人が生きていく上で『食』が一番大切。私など高校を卒業するまで親が毎日食事、お弁当を準備してくれましたから、それが当たり前になっていて、『食』について考えることは全くありませんでした。大学は朝夕賄い付きの下宿生活で、日曜日だけは自分で何とかしなければならず、そのときに『食』が提供されることのありがたさを感じた次第です。

 私は単身生活が続いていますので、こうした授業を受けている生徒がうらやましくもあります。お弁当を作り夕食を作って生活をしていますが、そんな胸を張って言えるようなことはしていません(できません)。健康を気遣ってとにかく野菜を摂取していますが、茹でるか炒めるか焼くかのどれかしかなく、料理の幅がありません。いつも同じような食事になっています。

 AIに相談したらいい答えが返ってくる時代です。「夕食の献立を考えています。食材はじゃがいも、玉葱、人参、鶏の胸肉、レタス、小松菜、キャベツ、豆腐、しめじ、ホウレンソウ、長ネギ、卵があります。調味料は、塩、砂糖、醤油、ごま油、こしょう、みりん、サラダ油、マヨネーズ、鰹節、ほんだしがあります。調理方法を含めて、今週1週間分の献立とその作り方を教えてください。出来上がった夕食は全て写真付きで提示してください。」と入力したら、私のマンネリ化した夕食の世界は思い切り広がるはず。思い立ったが吉日と言います。今、AIにそのまま質問してみました。25秒で次のレシピを紹介していただきました。

 月曜日 主菜:鶏胸肉とキャベツの甘辛炒め
     副菜・スープ:じゃがいもと人参の和風スープ
 火曜日 主菜:お肉なし肉じゃが風(豆腐とゴロゴロ野菜の煮物)
     副菜・スープ:小松菜のお浸し
 水曜日 主菜:鶏胸肉のコク旨マヨネーズ炒め
     副菜・スープ:レタスとちぎり豆腐の和風サラダ
 木曜日 主菜:ほっこり親子皿(ご飯なし親子丼の具)
     副菜・スープ:キャベツと人参の和風マヨコールスロー
 金曜日 主菜:豆腐としめじのふんわり卵とじ
     副菜・スープ:ホウレンソウのごま油和え
 土曜日 主菜:ポテトとキャベツの和風ジャーマンポテト
     副菜・スープ:レタスとネギのスープ
 日曜日 主菜:鶏胸肉と野菜のフライパン蒸し(ポン酢風タレ)
     副菜・スープ:ほうれん草と卵のお吸い物 

 当然作り方も教えてくれています。これは作れそうです。ただ、『まず最初にお伝えしなければならないのですが、私はAIであるため、実際に完成した料理の写真を用意してお見せすることができません。ご期待に沿えず申し訳ありません!』そうなんですね。できないこともあるのですね。でもそのうちもっと進歩して実際に調理までしてくれる機械やロボットが登場することになるのかもしれません。

 若いうちに多くの経験があれば、こうしてレシピをいただいても軽い気持ちで台所に立てると思うのです。だから生徒の活動を見ているといつもうらやましい気持ちになります。もしも中学校3年生に戻って受験先を考える機会があったとしたら、私は(あくまでも個人として)『食』を学べる本校のような学校を選択します。

 長い話になりました。申し訳ございません。

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ひまわり

 夏、ひまわり(向日葵)の季節ですね。日に向かう花。そのとおりの花ですよね。

 ずたずたにやられてしまった自分を立て直してくれた花がひまわりです。私にとって特別で大好きな花です。

 小学校の中庭に学級園(畑)があって、正確には思い出せませんが、2年生が朝顔、3年生がひまわり、4年生がヘチマ、5年生がひょうたんを栽培しました。6年生はその学校から転校して別な小学校で過ごしたのでわかりませんが、きっと学年に合わせた栽培カリキュラムになっていたと思われます。

 学級園に咲いたひまわりは茎が自分の手首を超えた太さで、花は2メートル3メートル高い所にありました(背が小さかったのでえらい高い所に咲く花だなと思いました。実際は今の私の背丈くらいのところに咲いていたのだと思います)。ぎんぎらぎんに注ぐ太陽光にすーっ、と立ち上がった鮮やかな黄色。今でもそのときの印象が目に焼き付いています。「ひまわり、好きだな」と思いました。ですから小学校3年生の頃からひまわりに特別な想いを持っていたことになります。

 26歳を迎える年の秋口に突然のめまいに襲われ、その日を境にして私の身体と心は昨日までのものとは全く異なるものとなりました。わずか1日を挟んで人って変わってしまうのですね(今だから簡単に言ってしまえますが本当に苦しかったです)。

 逃げるような気持ちでカメラ片手に近隣の風景を切り取るようなことを始め、巡り巡って北竜町のひまわり畑に辿り着いたとき、一面黄色の世界に心が奪われました。ここから自分は変われる、変わっていかなければならない、と思いました。ひまわりが私の全てを受け止め、背中を押してくれたように感じました。以後、欠かさずに夏のひまわりに逢いに行きました(調子が戻ったな、と実感できた時にはもう40歳になっていました)。小学3年生のひまわりが暗闇の中に小さな光を照らし続けていてくれたのだと思っています。本当にありがたいです。私のつまらない話が長くなりました。

 さて、華道部員は3年次生2名と1年次生1名です。先日、1年次生の部員と「おしゃべりタイム」でお弁当を一緒にいただきました。「生けるのが上手になったね」と褒めると「ありがとうございます」と笑顔で応えてくれました。「お花が好きなので華道部に入りました」「3年次生が引退したら一人になるかもしれないけれどずっとずっと続けるんだよ」高校生でお花が好きって、いいですよね。その気持ちをずっとずっと持っていて欲しい。

 生徒玄関ホールに2つの作品、職員室前にもう1つ展示しています。花はいつまでも元気に咲いているわけではありませんが、与えられた命を全力で、ぎゅっと水を吸い上げ一日でも長く咲こうとしています。その姿からいろいろなことを考えさせられます。

 52万アクセスをいただきました。いつも御訪問ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

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学校祭から夏季休業に

 蒸し暑い日が続いています。体調いかがですか。しっかり食べて水分とって睡眠時間を確保できていますか。

 先週末、「クーラーどうしようね」と妻が家電量販店の広告を見ながらぼそりと言いました。私は曖昧な返事をしましたが、そろそろ潮時かもなと思ったりもしています。オホーツク北見の2年間で究極の暑さを体験したこともあって、石狩や空知の暑さは何とも感じない身体になっていますが、それを知らない妻は違います。暑いのでしょう。

 冷房なしの借家(職場も)は毎日35℃で煮えたぎっており、これがだらだらと約一月半続く夏です。私は扇風機と台所の換気扇を回して2年間凌ぎました。夕食を作っている最中に汗だく、夕食を食べて汗にまみれ、その後のランニングでさらに汗だく。すごい夏でしたが、この経験が私の暑さ感覚をごろっと変えてしまったような気がします。

 さて、学校祭が無事終了し校内は何事もなかったかのような静けさです。夏季休業まで残すところ10日となり、生徒の関心事は学校祭から夏季休業に切り替わった感じです。切替の早さにびっくりです。ただ、3年次生は卒業後の進路に向けての活動が本格化しています。オープンキャンパスや応募前職場見学の参加、応募書類の準備等で熱い熱い夏になります。誰もが経験する18歳の節目。私はその頃受験に向けた勉強を朝から晩までしていました。高校3年生の記憶は、勉強、だけです。

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『妙夢』~アルテピアッツァ美唄

 7月9日(木)本校のPRポスター掲示の許可をいただいた関係各所へ挨拶回り。急なお願いにも関わらず「いいですよ、貼らせていただきます」とのお返事が嬉しいです。併せて「可愛らしいデザインでいいですね」とのお声もいただいており、それはそれで嬉しいです。ポスターの下方にホームページ、インスタグラム、note、youtubeのQRコードを印刷してあるので、多くの方にアクセスしてもらいたいなと思っています。

 安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄様に久しぶりに訪問しました。先日、本校の1年次生が宿泊研修でお世話になったのですが、私は昨年のゴールデンウィークにランニングを兼ねて行ったきりなので2回目です。昨今のクマ騒動がありますからランニングで向かうのはもう難しい状況なのが残念です。子どもがまだ幼稚園に通っていた頃に空知の実家に帰省する途中で寄ったことがありますが、いつ来ても時間の流れが変わらない場所だなと思います。

 『妙夢』

 私はここに立ち2015年に初めてフルマラソンを完走(4時間28分5秒 総合順位5823/10017)したことを想い出します。ゴール後に首にかけてもらった完走メダルが『妙夢』だったのです。ゴール後、涙が溢れて止まりませんでした。そもそも走り始めたのは2013年。仲間が倒れたこと、妻の大病の克服に向けた日々が重なったことがランニングを始めたきっかけです。励ましたい - ただそれだけでした。一気に押し寄せてくる感情を抑えることができず、肩に回されたフィニッシャータオルでしばらく顔を隠し目頭を押さえていました。

 人それぞれに自由に過ごせる場所。ここは何を想ってもいいし何を考えてもいい。

 さて、今後もポスター掲示の依頼で訪問させていただきます。応援していただける学校になるよう一層努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 御協力いただきました関係者様(敬称略)7月9日現在
①コメリハード&グリーン美唄店 ②イエローグローブ美唄店 ③岩本写真館 ④仙中里 ⑤ツルハドラッグ美唄南店 ⑥コープさっぽろびばい店 ⑦長栄堂 ⑧ケーキヤマシタ ⑨タケマツスポーツ ⑩大坪仏壇店 ⑪ハウジングサイトウ ⑫そばまつき ⑬丸吉 ⑭マルダイはやし ⑮株式会社美唄自動車学校 ⑯コインランドリーリベラ ⑰ハマナスクラブ ⑱美唄郵便局 ⑲吉岡布団店 ⑳パナプラザいとう ㉑きものブティックホンゴウ ㉒JAびばい直売所ららマルシェ ㉓つぼ八美唄店㉔サンキ美唄店 ㉕青の洞窟温泉ピパの湯ゆ~りん館 ㉖喫茶鹿 ㉗的場旅館 ㉘美唄市営温水プールすいーむ ㉙美唄市総合体育館 ㉚藤観光 ㉛アンテナショップPiPa(ふるさと美唄応援店舗) ㉜ツルハドラッグ美唄店 ㉝ヤマダ電機テックランド美唄店 ㉞すぎうらベーカリー本店 ㉟株式会社宮北鉄工所 ㊱株式会社宮北鉄工所cosmo美唄南 ㊲美唄市立図書館 ㊳美唄市体育センター ㊴美唄市郷土資料館 ㊵アルテピアッツァ美唄 ㊶美唄市民会館

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祭のあと

 7月10日(金)、11日(土)2日間の尚栄祭を無事終えることができました。多くの方々に御来校いただきました。ありがとうございました。

 

 閉祭式での挨拶文(原文のまま)

 ここにいる半分の生徒さんとしかお喋りはできていませんが、『魅力ある学校って何だろう』ということを話すると、ほぼ全員が『行事が楽しい学校じゃないでしょうか』『行事が楽しい学校に人は集まります』そう言います。

 第16回尚栄祭のフィナーレです。やりきった感、ありますか。全てを出し切りましたか。そして、自分のいる学校の、尚栄祭が楽しい、行事が楽しい学校と感じてくれましたか。皆さんを見ていると満足感に溢れています。どうか、楽しかったことを妹、弟、中学生に是非伝えてください。ここにいる皆さんの声が一番の宣伝、コマーシャルになります。どうかプレゼンターになってください。

 さて、私から皆さんにお礼を言わせてください。「尚栄祭を何とか盛り上げていきたい」そのことを私なりにずっと考えていました。何をすべきか、できることは何だろう。そうした中で、『学校祭までカウントダウン企画』を3年次生に持ちかけました。毎回とはならなかったけれど、順繰り回しながら、インスタグラムに更新して学校祭を迎えることができ、私は本当に嬉しかったです。ねらい通りになったかどうかはわかりませんが、できたことに感謝です。皆さん、ありがとうございました。

 先生方にも感謝します。尚栄祭を少しでも盛り上げようと、展示や販売に力を注いでくれました。●●先生のギター演奏、〇〇先生・□□先生・△△△先生のダンスも尚栄祭に花を添えてくれました。そして、※※先生、生徒会執行委員に寄り添って準備をしてくれてありがとうございました。

 これからも行事は続きます。もしかすると新たな行事が生まれるかもしれない。皆さんに伝えます。行事を自分たちがどのようにしていきたいかをしっかり考えること。誰かがやってくれるのを待つのはもうやめること。言うだけではなくて実現に向けてしっかり汗をかくこと。

 想いを形にしたいけどどうしたらそれを実現することができるだろうか - そのことを粘り強く考えてください。それを実現することによってどのような効果があるだろうか、失敗しないようにみんなのものにするのはどうすべきか。考えなければならないことはたくさんあるけれど、乗り越えた先に、自分の手で、自分たちの声で、新たなものを生み出すことができます。そこに大きな意味があり、大きな喜びがある。

 行事は与えられるものではなく、ここにいる皆さんが作り上げていくものです。それが皆さんが言う『行事が楽しい学校』につながっていくと信じています。皆さんならそれができると思います。

 最後になりますが、尚栄祭を何とか盛り上げよう盛り上げようと考え、実践してくれた生徒会執行委員の皆さん、ステージに上がってください。

 さぁ、皆さん、尚栄祭を4月から時間をかけて準備してくれた生徒会執行委員の方々に、感謝の意を込めて拍手を送りましょう。

 ありがとうございました。

 そして、ここにいる生徒の皆さん、本校の先生方、PTAバザーのお手伝いをしてくれた保護者等の方々、尚栄高校に足を運んでくれた人々、そして素敵な時間を過ごすことができた自分に、もう一度拍手をお願いします。

 ありがとうございました。

 以上で閉祭にあたっての挨拶といたします。

        北海道美唄尚栄高等学校長 日 下   剛

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尚栄祭1日目から2日目へ

 発表が終わってすぐの集合写真。若い、ってただそれだけでいい。まるで顔でも洗ったかのような汗に濡れた表情に自らの高校時代を重ねている自分。同じだったのだ、自分も。そう思うと瞼が熱くなる。頬を伝う涙がとまらない。若い、ってただそれだけで素晴らしい。

 今年度は生徒たちがこうしたいということが実現できている - 私はそう評価しています。昨年度は先生方の手を借りなければ乗り切れない、そんな様子が至る所に見られました。体育館内で先生方が顔を引き攣らせ休む間もなく走り回っていたけれど、今年度は生徒がリードできていて、先生方も余裕の姿。そうできるだけの準備をしてきたということなのでしょうが、言葉通りの生徒主体となっています。成長を感じます。

 今日は一日中雨になりそうです。ただ、午前10時からの一般公開に向けて生徒も保護者等の方もお迎えの準備を進めています。是非お越しください!

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学校祭

 7月10日(金)外は生憎の雨。北海道には梅雨はない、と言われているけれど、今朝の気象予報士の言葉では「梅雨のような天気ではなく、もう梅雨と言っていい天気です」北海道も梅雨が訪れる気候に変わってしまったということでしょうか。本日と明日は尚栄祭。私たちの想いは届くことなく梅雨模様の2日間になりそうです。

 高校3年生の学校祭は、中庭で炭火をおこしヤキトリと焼きトウキビを販売しました。トウキビは親父が市場の仲買人に雇われていたこともあって、一本50円あたりで大量に用意してくれて、トラックの荷台に積んだトラックで学校まで届けてくれた記憶があります。あのとき私は親父に何と言ってトウキビの話をしたのだろう。もしかしたらお袋伝いに耳に入れてもらったのか。おそらく後者のような気がする。会話の記憶がどうしても蘇ってこないのです。

 そんなことはどうでもよくて、でも高校最後の学校祭はところどころはっきりと覚えています。あの頃はBOOWY(バンド)が流行りで、体育館を会場にした演奏はそのバンドの楽曲で盛り上がり、本当は上がるなといわれていたステージにわちゃわちゃと駆け上がって踊りました。楽しかったなぁ、本当に。

 形は変われど生徒にとって学校祭は特別なんだな - この仕事に就いていつも思うことです。こんなにも熱くなれるのはどうしてなんだろう・・・若い、ってただそれだけでいい。

 私にとって33回目の学校祭がまもなく始まります。

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人は人と触れ合ってこそ

 7月7日(火)付け北海道新聞朝刊社会面に「SNS漬け」子ども深刻の見出し。高校生に注目して抜き出すと、『自分のスマホを持っている』99.1%、『1日のインターネットの平均利用時間』6時間44分(なんと1日の4分の1)、『SNSなどコミュニケーションに使う』93.2%と、まるで小さなスマートフォン1台に支配されてしまったかのような生活スタイルになっています。どうしたものか・・・

 居間に固定電話が存在感をはなっていた時代。呼び鈴が鳴るとどきっとして家族に緊張が走ったことを想い出します。幼き頃の電話は親のもの、高校生の頃の電話は親に知られたくないものでした。子機付きの電話すらなく、親が寝静まった22時約束の恋人との電話は小声でささやく妙にときめく人生最高の時間でした。もし、あのときにスマートフォンがあったら180度違う世界を見ることができたのかもしれないけれど、私は、固定電話で良かったなと思っています。不便でいろいろ気を遣う面倒な電話ではあったけれど、それはそれで良かった。

 スマートフォン世代の我が校の生徒たち。家に帰ったらSNSでつながる友達も、こうして放課後にお喋りしながら一緒に行動している。これだけでも学校祭の準備作業をしている意味があるな、と感じています。スマートフォンでつながる世界を否定はしないけれど、でも、やはり人は人と触れ合って生きていくからいいのです。

 おそらくそんなことはまるっきり考えもせずここで時間を過ごしているかもしれない。でも、いつか、この日のこの時間がどれほど大切だったかに気づくときがくるはず。それを次の世代に語り継いでいくことが一人ひとりに課せられた宿題なんだろうと考えます。

 記事より ~ スマホ依存を防ぐために推奨される利用時間は、高校生で2時間以内が目安。

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この時間を大切に

 今週末に学校祭(第16回尚栄祭)を控え、午後から準備の時間としています。6月末から準備を進めているクラスもありますが、いよいよ終盤に突入しました。これはあくまでも私の想像ですが、各クラスドラマの連続だったはず。ドラマから目を背けず、この時間を大切にして欲しい。その先に、成長につながる何かがある、私はそう思っています。

 思い通りにならなくて苛立ったこと、言葉の掛け違い、感情のぶつかり合い、喉まで出かかった言葉を飲み込む、誰かのダンスにみんなで笑い、わかってもらえず涙する、絵の具を散らかし、自分の部屋でダンスの振り付けを確認し、あちらこちらから段ボールをかき集め・・・一人ひとりにそれぞれのドラマがある。談笑、葛藤、衝突、歓喜、相談、仲直り。みんなが向かうべきゴールは学校祭でも、そこに至るまでのステップはみんな異なる。その経験こそが宝。

 何かに挑戦しようとするとき、そこには必ず軋轢が生じます。これは何も高校生活の中だけに訪れるものではなく、生きていく上では避けては通れないものです。解決に向けての教科書はありません。最後は仲間を信じ許し認めてあげること。この中にしか答えはないような気がします。

 さて、短い動画を撮ってインスタグラムに、と思っているのですが、先日生徒から指導されました。「校長先生、インスタに動画上げるのをやめてください、私たちのクラスで何やるかバレてしまうじゃないですか」私は「ごめんなさい」と謝りました。そうか、ネタバレ、か。

 写真なら各クラスの作戦が漏れないだろう。それでもいろいろ気を遣いながら写真を撮って回っています。

 17時45分、後片付けをして18時下校を報せる放送が流れました。本日の準備お疲れ様でした。

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職人

 7月3日(金)生産現場におけるものづくりの溶接についての最新技術を学ぶことを目的に、株式会社道央メタル(美唄市東5条南6丁目7-28)様をお招きし、メカトロ・エンジニア系列2年次生を対象に溶接技術講習会を実施しました。第一線で活躍されている職員の溶接技術を目の前で見ること、プライドを持って仕事をしている姿を見ることで、生徒には相当な刺激があったと思います。

 本校も溶接に限らずものづくり、製品づくりをしている学校です。つくることだけに目線を合わせるのではなく、何のためにつくるのか、実際につくってそれがどうなるのかなど、いつも先生方に話をしていますが、つくった先の姿を考える必要があります。つくっておしまいではないということです。

 人に使ってもらうことは人に喜ばれることにつながります。がたがたぐらつかないためにどうしなければならないか、触って怪我をしないようにするためにどのような加工が必要か、長く使ってもらうためにはどうすべきか、壊れたらしっかり直すことが可能か。使ってもらう人からの意見を聞き改良や改善に努めることも必要です。つくったらつくった責任があるということです。

 そう簡単に技術を持った一人前の職人にはなれません。10年15年の年月がかかるでしょう。苦労して辛抱してその積み重ねの先に腕一つで家族を支え会社を支える職人になることができる。今は時代が変わって丁寧に時間をかけて指導してくれるようになってきていますが、それでも覚悟が必要です。

 生徒と一緒にひととおりの作業を見学させていただきました。一日も早く家を出たくて看板職人になろうと考えていたことがありました。看板屋の工場を何度も覗きに行ったものです。あの頃は筆を振るったらすぐに世界が広がると信じていた。結局小さな世界で小さなことしか考えていなかった・・・職人になる覚悟などひとつもなかったな、と恥ずかしながら思った次第です。

 有意義な時間になりました。本校の教育活動に御理解と御協力を賜り感謝申し上げます。
 
 ありがとうございました。

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合同チームの夏

 第108回全国高等学校野球選手権南・北海道大会1回戦(対 滝川西高等学校)が6月27日(土)岩見沢市営球場において開催され、砂川高等学校との合同チームで出場しましたが、1対11で残念ながら敗退となりました。

 本校の選手は小学校、中学校と野球経験がほぼない中で入部して活動していますが、試合では着実に練習の成果が表れていることを感じさせるプレーが見られたところです。

 試合が終わった後にミーティングが行われ、最後に撮った集合写真です。選手はもちろんのこと、応援に駆けつけた生徒たちの心にもこの夏の記憶がしっかり焼き付いたと思います。

 大変お疲れ様でした。

 

 砂川高等学校の公式noteも是非御覧ください。
  https://sunagawa-hs.note.jp/n/na66f28a5fc55

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ババロアと水ようかん

 「フードデザインの授業でババロアと水ようかんを作ったので食べてください」3年次生の女子生徒が校長室に。いつも思うのだけれど、食を学び食を考え食を作る学校 - いいですよね。私ごとではありますが、もしも生まれ変わって再度人生を送れるとしたら、間違いなく食に携わる生き方をします(別に生まれ変わらなくても今からでもできるのですが)。そのためにそれが実現できる学校で学びたい。本校に勤務できたからこの気持ちがより一層強くなりました。食の大切さに気づかせてくれた生徒の皆さん、本当にありがとう。

 さて、生徒とのおしゃべりタイムは続いています。ある生徒が座席に座るなり「私が作ったお菓子ですので校長先生どうぞ」と紙袋を差し出しました。おそらく前の晩に作ったのでしょう。美味しそうなスイーツが入っていました。このようなことをして欲しくてお話する時間を設けているわけではないのだけれど、高校生がここまでの気遣いができることに私はただただ驚いています。教師生活33年目、初めての出来事です。お菓子美味しかったです。本当にありがとうございました。

 気温が高めに推移するようです。放課後の学校祭準備、休日に登校してダンスの練習や展示物の準備等をすることと思いますが、ついつい夢中になって水分補給を忘れてしまった・・・ということがないようにしてください。

 また、保護者等の皆様にお願いです。教室に冷房装置を備えておりますが、十分な冷却には至っておりません。お子様に持たせるお弁当に保冷剤を入れてください。よろしくお願いいたします。

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まちに応援される学校へ

 今年度の学校PRポスターを持ってまちを歩いています。担当の先生が半年かけて作成したものでできるだけ多くの人に見てもらいたいなと思っています。見てもらって初めてポスター本来の役割を発揮しますので。事前に電話をかけてから、時には飛び込みで訪問しているのですが、まちの人は本当にあたたかくて「いいですよ、貼りますよ」と言ってくれます。

 学校の教育を学校の中だけで完結する時代はとうに終わり、いかに地域の方々と力を合わせて学校づくりをしていくかが問われる時代。あれこれ考えて躊躇するのではなく、思い切って一步踏み出すことが大切です。「じくじく考えていないでまず動け」私が私自身の背中を押す、長く大切にしている言葉です。そこに座って考えている時間がもったいない。その間に2つ3つのタスクをこなすことができる。考えることはそのあとでも十分できます。

 さて、夕刻のランニングの前半は農道を走り、後半は美唄駅周辺、12号線沿い、そして商店街を抜けて借家までの10キロを走ります。ここ最近通りに面したお店の窓ガラスに本校のポスターが掲示されているのを目にします。本当にうれしいです。勝手なお願いにも関わらず快く御協力をいただきましたことに心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

 ポスターの掲示によって、私たちが望む入学者の増加に直結するかはわかりません。いや、そんな簡単なものではないと承知しています。私は校長として、まずは「まちから応援される美唄尚栄高校」にしていくためのきっかけづくりと開き直って行動しています。

 まちを歩けば本校のポスターをあちらこちらで目にすることができる(エスコンフィールドに向かう道中に球団の旗が取り付けられている) - それは大げさで届かぬ夢ではありますが、数年先にそうしたことがここ美唄のまちの中にできあがればいいな、と思っています。そのためには、本校が質の高い教育を実践し地域に貢献できる生徒を育成している、と理解していただかなければなりません。

 今後もポスター掲示の依頼で訪問させていただきます。その際はどうぞよろしくお願いいたします。

 御協力いただきました関係者様(敬称略)6月30日現在
・コメリハード&グリーン美唄店 ・イエローグローブ美唄店 ・岩本写真館 ・仙中里 ・ツルハドラッグ美唄南店 ・コープさっぽろびばい店 ・ケーキヤマシタ ・長栄堂 ・タケマツスポーツ ・大坪仏壇店 ・ハウジングサイトウ ・そばまつき ・丸吉 ・マルダイはやし ・株式会社美唄自動車学校 ・コインランドリーリベラ ・ハマナスクラブ ・美唄郵便局 ・吉岡布団店 ・パナプラザいとう ・きものブティックホンゴウ ・JAびばい直売所ららマルシェ ・つぼ八美唄店 ・サンキ美唄店 ・青の洞窟温泉ピパの湯ゆ~りん館 ・喫茶鹿 ・的場旅館 ・ピパオイの里プラザ ・美唄市営温水プールすい~む 

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夕刻の部室

 夕暮れ迫る部室
 そこだけは流れていかない時間
 動きを忘れた空気に
 懐かしき高校時代が蘇る

 学校って不思議なところです。自分は一年一年歳をとってゆくのだけれど、巡り会う生徒はいつも十六十七十八なのです。繰り返されるこの潮流の中に自分の時間軸は確実に先へ先へと伸びていきます。時は先へ先へ進んでゆくのだけれど、いつも過去と現在を往還できる楽しみがある。それって一部の限られた人にしか経験できない特殊なものです。私はこのことが教職の魅力なんだろうな、と思っています。

 高校を卒業した後の人生において、自らの高校時代を想い出すことはどれほどあるだろうか。それは年齢を重ねるごとに遠く遠くに押しやられていく - 多くの人はきっとそうなんだろう。ただ、私は違う。高校時代がいつも隣にある。

 私はこの仕事に就いたときから(32年前から)高校生の記憶に浸ることができています。そうしたことは頻回に訪れます。職が違ったらおそらく滅多なことでない限り高校時代を想い出すことはなかっただろうと思います。だから何か特別なものをもらったような感覚があります。想い出せたから何か素晴らしいことがあるというわけでもないのですが、ふと蘇ってくる高校時代の記憶に穏やかで幸せな気持ちになれる。教職というのはすごいな、と思います。

 教職員のなり手不足は深刻な問題となっています。原因はさまざまです。ただ、誰でもなれない特別な職だからこそ、一部の人にしか届かない特別な世界を見たり触れたりすることができる。私が語ることのできるのは『自らの高校時代がずっと自分の近くにあっていつまでも色褪せていかない』ということだろうか。見かけは年齢相応になっても気持ちはいつまでも高校生でいられる(ような)。

 私たちはその職に携わる者として、常に生徒たちに教職の背中を見せていかなければなりません。私たちの姿を見て生徒たちは教職を考えるわけです。私も中学時代の担任、佐藤先生にあこがれたから今があります。

 夕刻の部室 - なんとなく寂しさが漂う。その一方で一日が事故なく無事に終わることへの感謝。明日のドラマへの期待感・・・私はこうした風景の中に時を過ごすのが好きです。

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珈琲教室

 「高校生は珈琲を飲みませんっ」3年次生の生徒との『おしゃべりタイム』で言われ本校の自動販売機ラインナップ変更につながった話は前に書きました。そのことをきっかけとして生徒が飲みたい飲み物に入れ替わっています。すべてが生徒の望み通りになるには珈琲が売れ切れなければならないので、私もたまに自動販売機にコインを入れ珈琲をせこせこ購入しています。

 私は気取ったお洒落な高校生でしたから(自分で言うのも恥ずかしいのですが)ブラックの珈琲を好んで飲んでいました。今ではカフェという言い方をしますが、学校帰りに喫茶店に寄り珈琲を飲んでいました。学校にも珈琲クラブが存在し自分で焙煎するおもしろい企画があり、煎った珈琲の飲み比べも頻繁でした。

 大学時代アルバイトをしていた会社の真裏に室蘭でも有名な自家焙煎珈琲のお店があって(ずっと前に閉店してしまいました)、カウンタに座ってマスタと話をしながら珈琲を飲み、帰りがけにいくつかの豆を買って下宿でも珈琲をドリップしていました。以後お付き合いした何人かの女性といつも珈琲を飲み、やがて知り合った妻と30年以上珈琲の時間を楽しんで現在に至っています。振り返ると私にはたくさんの珈琲の風景があったように思います。

 土曜日、妻と珈琲教室に参加しました。実は5月に申し込んだところ応募多数により急遽抽選となり選考から漏れてしまいました。その後講師の先生の計らいにより今回臨時で実施してくれることになったのです。本当にありがたいことです。2時間の講座でしたが実技を伴うとてもいい時間になりました。もっともっと珈琲の勉強がしたいと思いました。何せ奥が深いのです。

 60歳以降をどう生きるか - 4年半後に迫った人生の節目。私はその日がやってくるのを実はとても楽しみにしています。カフェを、という気持ちは日増しに高まっていますが、それがすぐに叶えられないとしても、私は60歳からスタートする(スタートさせる)新たなステージにわくわくしています。安定という言葉を捨て、冒険へのスタートとチャレンジにする。一度しかない人生、その舵を自分の力で切っていくために、講師の先生が自らの経験をもとに語った「何でもチャレンジする生き方」 - 私の背中を力強く押してくれたのは間違いありません。

 珈琲教室に参加した休日に当サイトの訪問者数が50万を超えたようです。いつも御訪問いただきありがとうございます。毎日訪問者数をノートに書いていますが、昨年(令和7年6月30日)は133,916件と記録されていました。

 50万、という数字がどのような意味を持っているのかはわかりませんが、少なくとも本校の教職員の情報発信に対する意識は従来のものから高めることができただろう、と私は評価しています。「見てくれる方がいるのだから常に新しい話題を提供しなければならない」 - この意識を私たちはいつまでも忘れてはなりません。

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今まで気づきませんでした

 美唄駅の東側。夕刻のランニングではほぼ毎日この周辺を通っています。昨日は電車の不具合なのか、札幌に向かう特急列車が出発できずにいたようです。ホームには状況を報せる放送がわんわんと鳴っていて、なんだろうとホームを見ていたときに一面に咲いている赤い花が目に留まりました。

 もしかして、薔薇か?と近づいていくと、やはり薔薇でした。その他にもさまざまなお花が咲いていて、今まで大事なものを見逃していたことに残念な気持ちやら自分の視野の狭さを反省するやら、なんだか損をしてしまったような気分になってしまいました。薔薇は盛りを過ぎた感じではありましたが、まだまだ見応えがありますので気になる方は是非出掛けてみてください。

 美唄駅周辺は花壇が整備されていていいなと思います。美唄聖華高校、本校の生徒も花壇整備でお手伝いしているところですが、そうした活動の中からお花に興味を持つ人たちが増えていくとそれはまた素敵な話だなと思ったりしています。

 さて、学校祭カウントダウン企画も全校での取組になってきました。同じ生徒ではなく順繰りバトンリレーのようにつながっていって欲しい - 私の思い描いたことが生徒の手で実現できています。高校生にとって学校祭は大きなイベントですから、『尚栄祭』に向かって心をひとつに(全校で心ひとつにできる行事はそう多くはありません)盛り上がってくれたら幸いです。

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あの頃の声が聞こえてくる

 朝から学校で顔を合わせ放課後はグラウンドで野球をやって家にカバンを置くなり広場に集合。夕暮れが深まっていく頃、誰が声をかけるでもなく決まったように「じゃ、明日。バイバイ」立ち並んだハモニカ長屋に灯り始めた電灯の明かりの中に帰って行く・・・

 1年と半年過ごす美唄で一番気に入った場所。夕暮れ迫るこの風景の中に私はいつも少年時代のことを想い出す。あの頃に見た夕暮れと同じだから。走り回った日々、何がおかしかったのかいつまでも響く笑い声、さっきまで仲良く遊んでいたのに突然始まったケンカ、長屋をぐるり取り囲む砂利道道路の自転車レース、道路に掘ったビー玉ゲームの穴 - 懐かしい記憶が次々浮かんでくる。みんな泥だらけになるまで遊んだ日々がつい昨日のことのように感じるのはどうしてなんだろう。

 先日、美唄青年会議所主催の「つながる協働交流会」に参加しました。関係団体が集まり美唄市を活性化するためのイベント等についてグループワークを行い、それを発表するという企画でした。各班から今すぐにでも実現できそうなアイデアが提案され、その中に美唄市の風景写真を集め、その一枚一枚を組み合わせたモザイクアートを制作する企画がありました。思い思いの風景を組み合わせ、さらにひとつの作品にしていく。これはおもしろいな、と思いました。本校の行事にも取り入れることができそうな企画です。

 私は車を運転してあちらこちら出掛けることには消極的です。そこにあまり魅力を感じないのです。自分の足で歩いたり走ったりしながら目の前に広がる風景を楽しむことが好きで、そこに座って大きく息を吸い込み風を感じる時間があればそれでいい(変わっていますよね)。カメラで風景を切り取りながら脳裏に浮かんできたことにただ思いを馳せる時間が好きなのです。やはり変わっていますよね(小学校の先生に変わった子どもだ、困った子どもだとずいぶん言われていたようです お袋談)。

 さて、皆さんは美唄市のどこの風景が好きですか?どこから見る風景がお薦めですか?コンテストのような格式張ったものだと手が出しづらいので、競い合うのではなく市民が切り取った風景をどこか一カ所で見られるイベントがあると素敵だろうな、と考えています。どうでしょう、やってみませんか!

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少しだけお見せします

 今年も薔薇が咲きました。ほんの一部分ですがどうぞ。いつもは6月3週目で満開を迎えるけれど今年は1週遅いようです。これを書いている今日あたりが満開になっているはず。そばで見ることができず残念。私の分まで妻や近所の方が見てくれればそれで良しとしましょうか。

 先週の土曜日、お世話になった先輩夫婦が我が家に来てくれました。薔薇を見ながら珈琲を飲み他愛もない話を - 少し前に奥様が体調を壊してしまい、それが少しずつ快方に向かっていると伺っていたので、それなら気晴らしに薔薇を見に来てください、とお誘いしていたのです。喜んでくれたのでもうそれだけで良し、です。

 妻が大きな手術を終え退院して家に戻ってきた年の初夏から私のガーデニングが始まりました。身近なところに花が咲いていればきっと気分も晴れるだろう、そんな想いでせこせこ土をつくり少しずつお花を植えてきました。そういう私も先の不安を紛らわせたかったのです。

 以後13年かけて今の庭になりました。小さな株だった薔薇たちも大きく成長したくさんの花をつけ、周りの花も次から次に咲いてくれます。併せて妻も私もとりあえず健康に過ごせています。感謝しかありません。

 一昨年昨年と何が悪かったのかアプリコットがかなり弱ってしまいこのまま枯れてしまうかも、と落ち込んでいたのですが(私にとっては薔薇は子どもなので)、オレンジ色の薔薇が漸く元気を取り戻し、4年目にしてこれでもかというくらいの蕾をつけてくれています。薔薇は甘やかしても(肥料をやり過ぎても)ダメですし、厳しすぎても育ちません。子育てと同じく難しい。だから、おもしろい。

 先輩が「北見から帰ってきて美唄から自宅が近くなって良かったね」と言われ、すかさず妻は「帰ってきても午前中にランニングをして、午後からはずっと庭にいるんですよ」と。そのとおりの休日を過ごしている私は「走って薔薇や花をいじって一日を終えるのが何よりの幸せなんだよなぁ、それ以外のことはいらないかな」と答えました。こんな私の生き方が先輩夫婦や妻に受け入れられたのかはわかりません。私はそれだけあれば満足でありそれ以上のものは何も望んでいません。そこに私自身の幸せがあるからです。

 「それじゃ、また来るね」そう言って二人は車に乗り込み大きく手を振りながら帰って行きました。元気になれるきっかけをこの庭から、花たちからプレゼントできたなら、もうそれ以上何も言うことはありません。

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宿泊研修から学校祭まで

 デスクのお花を時折眺めながら仕事をしています。考えごとをしていてもお花が気持ちを切り替えてくれます。ありがたいことです。

 1年次生の宿泊研修を無事終えることができました。昨年度まで4月に実施していたものを今年度から6月に変更しました。4月に実施しても6月にしてもそれぞれにねらいがあります。昨日の解団式の様子を見ていると、生徒の満足度は高く成果があったと考えます。「話を聞くときの姿勢を身に付ける」ことを大きなテーマとしていたようで、このことについてはこれからの学校生活でも全教職員でバックアップしていくことを確認したところです。

 もう30年も前のことなので正確には覚えていませんが、高校に入学して5月か6月に宿泊研修に行った記憶があります。深川の施設に2泊3日。学校生活にも慣れていなかったしクラスメイトともまだそれほど親しくなっていない時期でした。自分のいるクラスでこのような感じですから他のクラス(5クラス)とはほぼ親交ゼロ。行きたくない、という気持ちが先行していたように思います。しぶしぶ参加しました。

 オリエンテーリングで山歩き、グラウンドでソフトボール、体育館で校歌や応援歌の練習、夜は焚き火を囲んでクラス発表を行うなど、ギチギチのプログラムに自由時間はありませんでした。そうしたこともあり、2段ベッドで10人部屋の室内で消灯22時以降が唯一安らぎの時間となりました。

 わずか2拍3日ではありましたが、それまで知らなかったクラスメイトの一面に触れることができ、研修を終了した後はスムーズにコミュニケーションを図ることができるようになりました。宿泊研修が私の高校生活の潤滑剤になったのは間違いありません。1年次生一人ひとりが感じとったものが私の経験と一致するかどうかは別として、私のように行きたくなかったけれども、行ったことで一步でも二歩でも前進できたとするならば、その自分を是非褒めてあげてください。乗り越えた自分の勇気に拍手を送ってください。

 さて、学校祭に向けた準備がスタートしています。学校全体で盛り上がって欲しいと考え、ずいぶん前に3年次生の女子生徒に「カウントダウン企画」を持ちかけました。校長独自のお願い企画。どうなるかな、なんて思ったこともありましたが、とにかく私は生徒の取組に期待しました。なんとかしてくれるだろう、と。

 生徒のアイデアは豊富です。感心します。もっともっと生徒を信じてもっともっと任せてあげる - 私たちが見ることのできなかった景色をたくさん見せてくれるはずです。その景色を生徒と教職員、そして保護者等の皆様と見ていきたいと考えています。

 学校祭カウントダウン動画をインスタグラムに掲載していますので、是非御覧ください。

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