ブログ

校長の小部屋

本日から

 先週は出張で不在にしていました。本日から校長室で業務を行っています。冬季休業は本日までで明日からいよいよ教育活動再開となります。生徒が登校し静かだった学校が賑やかになります。今から楽しみです。

 冬場に借家を空けると気がかりは積もった雪のことと水道凍結のことです。年が明けた1日(木)空知の実家に帰省する前に借家に寄って雪かきを行い、4日(日)から借家での生活をスタートさせましたが、台所と洗面所の水廻りで3時間、浴室の水廻りに2日を要し、漸く水道を使えるようになりました。水が出たときは心から安心し嬉しくなりました。

 5日(月)に再度水を落とし昨夕久方ぶりに借家に戻りました。車を運転しながら考えたことはやはり雪と水のことです。「駐車スペースどうなっているだろう」「すぐに水が出るだろうか」積雪10センチ、水はすぐに出てきました。雨が降ったりプラス気温になったりが影響したものと思われます。生活に影響が出ないことが一番ではありますが、通常とは異なる気象状況が要因であるとすれば、これは手放しでは喜べないことでもあります。

 写真は本日の様子を撮影したものですが、本来はもっともっと積雪があるのにこの程度となっています。気温も高く暖かいです。

0

よろしくお願いいたします

 1月5日(月)仕事始めです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 年末年始にかけて、穏やかにお過ごしになられたことと思います。9連休の長い休みになりましたが、如何でしたでしょうか。過ぎてしまうとあっという間だったような。

 どちらも社会人になりましたが、子どもたちが青森と岡山で大学生活を送っていたときは、アルバイトや旅行などそれぞれの用事で札幌に帰ってきませんでした。今回6年ぶりに家族が揃い静かな正月を迎えることができました。もう二度とないだろうと思っていたのですが、年末に妻の実家へ年明けに私の実家へ家族揃って出掛けることもできました。

 大晦日から元旦にかけて自宅で過ごしたのも数年ぶりです。大学受験を控えていたとき以来かもしれません。昔の写真を見ようという話になり、二階の屋根裏の納戸からアルバムの一部を降ろしました。私が撮影してきた写真です。そこには二十五年前の私と妻、長男が写っており、そこからさらに数年後に次男が登場してくるという家族の変遷が記録されていました。懐かしいやら恥ずかしいやら、笑いの絶えない時間になりました。

 さて、昨夕から美唄は雪に見舞われています。路肩の雪も高くなりました。本格的な冬はこれからです。

0

お世話になりました

 12月23日(火)フード系列の教員を講師にして、教職員(事務職員も含む)向けのそば打ち研修会を実施しました。以前、授業の中で2年次生の生徒がそばを打ち、是非食べてくださいと私のもとに届けてくれたことがあり、このときに教職員向けのそば打ち研修会を是非開催してください、と担当の教員にお願いしたのです。とうとう実現しました。

 同じ学校に勤務していても、それぞれの系列、個々の専門、一人ひとりの授業、業務がありますから、隣に座っている先生が得意としていることだとか各系列が何に取り組んでいるのかは理解しづらい状況にあります。これは本校に限ったことではなく、他校でも同様です。誰かのことを知ろうと思ったら、時間をともにして話をしながら何かに取り組んでみるのが一番だと私は思っています。

 今回は、『材料費約1000円で自宅で打てる3~4人前そば』をテーマに紹介していただき、参加者全員がそばを打ち茹であげ食すまでを体験しました。3時間の研修はとても有意義なものとなりました。1にコミュニケーション向上、2に経験の幅を広げる、3に新たな学び、4に楽しみや幸せ。私がこの研修に求めた4つの思いは達成できたと考えます。

 さて、年越しそばと言いますが、調べてみますと江戸の中期頃にこの文化の起源があるようです。いろいろ謂れはありますが、(1)健康祈願(そばの実は雨風を受けてもその後の晴天で日光が当たると元気になることから、健康への縁起を担ぐ)(2)長寿祈願(細く長いそばは、延命や長寿につながる)(3)厄払い(そばは切れやすいことから一年の厄災や苦労を切り捨てて翌年に持ち越さない)

 今年最後の『校長の小部屋』への投稿となります。縁起の良いそばで締めくくらせてください。

 本校に着任して9ヶ月を終えようとしていますが、空知っ子そのものを思わせる素朴で素直な生徒に出逢えたことに幸せを感じます。自慢できる生徒たちです。

 すべての保護者等の皆様にお会いすることはできませんでしたが、PTA活動や説明会、行事のたびに足を運んでくれ、学校を応援していただいていることにお礼申し上げます。

 本校の教育活動を多方面から支えていただいております地域の皆様に対しましても感謝申し上げます。

 そして、熱心に教育活動を行い、陰ながら本校の教育環境を整えてくれているすべての教職員の力により今日を迎えています。ありがとうございました。

 今年一年、大変お世話になりました。来る年がすべての皆様にとりまして、幸せで素敵な一年になりますことを祈念して、挨拶に代えさせていただきます。

 ありがとうございました。

0

クリスマスリース

 子どもたちが幼稚園に通っていた頃、家族で沖縄へ飛びクリスマスを過ごしたことがあります。日中は長袖シャツ一枚、陽が暮れても薄手のジャンパーを羽織るだけで街を歩ける暖かなクリスマスでした。地球規模で見たときの日本は本当に小さくて、北海道から那覇までの約3000キロもほんのわずかな距離なのに、こんなにも季節が異なるんだということを体感する旅になったのを覚えています。

 二十数年前のことを急に想い出したのは、雪が少なく暖かなクリスマスを迎えたからかもしれません。24日(水)のお昼休みにこの話を書いているのですが(たいてい翌日掲載分を前日に書いています)、天気予報のとおり雨がぽつりぽつりと空から落ちてきています。5年ぶりの雨のクリスマスイブらしいです。

 雨が降らなければランニングをして普段と何ら変わらない夕食を食べる一夜になりそうですが、せっかくなのでデジタルオーディオプレーヤからクリスマスソングを流し、ちょっとだけクリスマス気分を味わおうと思っています。昨日、デザイン系列の3年次生が制作したクリスマスリースをいただいたので借家に飾って。

 生徒からいろいろなものをいただいていますが、小さなお手紙が添えられているのがとても嬉しいです。作り手の気持ちが受け取る側に伝わりますし、ずっと大切にしようと思わせてくれます。ちょっとした気遣いではありますが、なかなかそこまで気が回らないものです。私も見習わなければなりません。

 先日JAZZレコードのお店でたくさんのレコードを自分にプレゼントした話を書きました。このお店のマスターはかなりの御高齢ではありますが、年に数回オランダまでレコードを買い付けに行っています。世界中の中古JAZZレコードが集められ、世界中のバイヤーがこぞって購入するとお聞きしたことがあります。マスターのお眼鏡に叶ったレコードが船積みされ、やがてそれらがお店に届き、マスターの耳、目、手で一枚一枚厳正な検盤を終えた後、お店に商品として並びます。
 
 いざ販売という段階になると、マスターから「お待ちしております」と書かれたお手紙が届きます。マスターの顔を見に行きたいな、どんなレコードが並んでいるのだろう、探しているレコードがあるだろうか、などとわくわくします。手紙って人の心を揺さぶる何か不思議な力があるな、と感じるのは私だけでしょうか。

 それでは素敵なクリスマスをお過ごしください。

0

美しい姿

 冷え込んだ12月23日(火)の朝、この景色を眺めることができました。

 管理棟4階の一番奥の窓から見える樺戸連山は、真っ白な雪に覆われその美しい姿を朝陽に輝かせていました。とにかく美しい。

 この山を前にして、あまりにちっぽけな自身の存在を思い知らされるとともに、ちっぽけながらも精一杯生きていくことの大切さみたいなものを感じる朝になりました。何十年何百年何千年変わることなくそこにあることの偉大さに圧倒されます。

 私はカメラを持った野山の散策はしますが山登りはしません。いつかはしたいと思うことはありますが、ランニング、読書、レコード、薔薇、映画・・・などすべきことが多々ある中ではその優先順位はどうしても下方に押しやられます。時間が2倍、身体が2つあるといいな、といつも思います。

 ただ、山岳小説(山に登ることを題材にした作品)は大好きです。井上靖、新田次郎、夢枕獏、笹本稜平、湊かなえ、樋口明雄、下村敦史、各氏の作品はほぼすべて購入し読了しています。中でも笹本稜平氏(1951年10月9日 - 2021年11月22日)の作品は、山の美しさ、恐ろしさ、クライマーの心情、友情、孤独、愛、生きることのすべてを描き切っていて、考えさせられることが多々あります。自分の知らない世界だからこそ知りたいというのはありますが、どの作品も自分がその山にいるような感覚を味合わせてくれます。気になる方は是非手に取って読んで欲しいです。

 私が山岳小説に魅せられる理由は、極限において究極の選択をする主人公の心情に惹かれるからです。私の人生における選択は主人公の選択からすると足元にも及びませんが、それでも何か迷ったときやどちらかを選ばなければならないときに参考にしたことが多々あります。

 「ふたつにひとつ、どちらかを選ばなければならないのなら、あえて困難を極める道を選べ」山岳小説の中にあった言葉です。どの著者のどの作品だったかがわからなくなってしまいましたが(付箋を付けておくべきだったな、と後悔しています)、私の人生の選択において力強く背中を押してくれた大切な言葉です。当然のことながら本の中では困難な道を選択した主人公が最後にはその道を選択したことに間違いはなかったという形に収束していくわけですが、私自身のいくつかの選択も今振り返ると間違ってはいなかったなと思います。

 この景色が毎日目の前に広がる - これは本当に贅沢です。生徒が過ごす教室は南向きの窓ですから、残念ながら見ることはできませんが、廊下を挟んだ向かい側の教室を使用するときは是非見て欲しいです。

 在学中にとても素敵な景色を見ていたんだよ - 生徒が高校時代を振り返るときのキーワードになってくれればいいなぁと思っています。

0