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校長の小部屋

連携

 美唄市立中央小学校第4学年の総合的な学習の時間において、美唄市の特産品であるハスカップの加工について、製造から販売までを理解する取組が進められ、本校もお手伝いさせていただきました。フード系列でハスカップジャムの製造の手伝いを、商品販売に向けて情報通信マネジメント系列が瓶に貼付するラベルづくりの補助を担当いたしました。

 6日(金)午後からコアビバイ様を会場に中央小学校4学年によるハスカップジャム販売会が開催され、会場には多くの地域の方が集まり、約70個のジャムはあっという間に完売となりました。製造からラベルづくり、そして販売までを経験した児童の皆さん大変お疲れ様でした。

 また、販売の裏でポスターセッションも行われ、大きな声で一生懸命プレゼンをしている児童の姿も大変立派でした。私の小学生の頃を振り返ると、大勢の人の前で話をすることはできなかったです。恥ずかしいし緊張するし、話をする内容をまとめることもできなかった - そう思います。今の小学生はすごいです。

 今年度、本校は市内小学校2校と中学校2校との間でさまざまな連携をさせていただきました。地域にある小中高の取組が今後も継続できるよう努力させていただきます。

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将来を決めること

 5日(木)1、2年次生合同で分野別模擬授業を実施しました。『職業について正しく理解させ、望ましい勤労観や職業観を育成する』、『職業の内容・職業に就くための手順や、働くことの厳しさや楽しさなどを体験授業をとおして学ぶ』、『進路実現に向けた自己目標を立て、その準備のきっかけとする』ことを目的にしています。

 専門学校10校の御協力の下、動物、スポーツ、放送・音響、保育、理美容、調理、医療、情報、工業の各分野に分かれ、2時間続きの授業を御準備いただきました。各校の関係者の皆様には本校の教育活動に御理解と御協力を賜り感謝申し上げます。ありがとうございました。

 高校卒業後の進路は大きく進学か就職になってきます。早い段階で上級学校の学びの一部に触れることで、自らの進路に向けて意識の変化につながったのではないかと考えます。

 短い時間ですが授業の様子を見学させていただきました。興味を持った分野だから - ただそれだけでこんなにも生徒の表情は変わるんだな、ということを真っ先に感じました。みんないい顔で、楽しそうに授業を受けているのが印象的でした。

 16歳、17歳で将来を決めるというのは難しいですよね。40年前の私もそうでした。自分にはたくさんの可能性があるんだ、何でもできるんだと思っていました。当然夢もありました。高校を卒業したあとの自分の人生と正面から向き合わなければならなくなったときに思い知らされた現実。

 私はもう少し先延ばしし時間をかけて考える時間を大学に求めました。大学で親友と呼べる誰かを見つけたい、そうした強い思いもありました。就職を約束して高校に入った私の急な大学受験に両親はいい顔をしませんでした。「仕送りはできないから自分で学費や生活費を賄えるのなら」それが条件でした。

 ずっと前に「将来どのようにして生きていくんだい」と高校生の長男に聞いたことがあります。「わかんない」、「決めてない」、「考えてもいない」そういう言葉が返ってきました。数年後高校生になった次男にも聞きました。長男と同じでした。「それを求めるために大学に行くから」二人の共通した考えでした。自分と同じ・・・そう思いました。

 いくつか夢を諦めてきたけれど、未だに捨てきれない夢はやはり私にもあって、昨日も生徒の様子を見ていていいなぁと思いました。cafeやお菓子づくりをしっかり学び次の生き方につなげたい - そうした気持ちがさらに強まった自分がここにいます。

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今年の目標

 管理棟4階の廊下。SHR前の朝学習が静かに行われています。一人一人の学習は国語だったり数学だったり。端末の画面を見ながら各自のペースで取り組んでいます。入学したての頃は慣れない手つきで端末を操作していましたが、もう手慣れたものです。

 それにしても時の過ぎるのは早いです。この前入学してきたと思ったらもう1年が経過しようとしています。あっという間です。

 4階には1年次生のHR教室の他に書道教室があり、書道Ⅰ(1年次生の必履修科目)の授業で書いた作品をみんなが見られるように掲示されています。前に紹介しましたが、デザイン系列の作品展示やフード系列のメッセージボードなど、生徒の作品が校舎内の至る所で目にできるのは嬉しいです。また、仲間の作品を見ることにより、自らの良さや改善点等の気づきがあり、生徒の学びも深まります。

 私は上手だとか下手だとかそういう基準ではなく、「個性そのものが表れた作品のおもしろさ」、「作品に込められた思い」 - そうしたことを私なりに解釈し、楽しく見させてもらっています。

 子ども子どもしていた1年次生ですが、大きく成長を遂げた1年。自分で掲げた目標ですから、言葉だけではなく行動を持って達成して欲しいです。

 写真につきましては一部加工しています。御了承願います。

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立春

 私にはとても多く感じますが、どうやら今年の積雪は少ないらしいです。じゃ、例年はどれほど積もるのか - これ以上、を想像するだけでため息が出てきます。降ったり降らなかったりの繰り返しですが、昨年12月は毎朝毎夕10~15センチほどの雪がコンスタントに積もり、スコップを持つことが日常になりました。今日もかぁ、明日もかぁ・・・雪かきが最大のストレスでした。

 2年間住んだ北見の冬はマイナス20℃前後まで冷え込みますが、ほとんど雪が降らず日中はきれいな青空が、夜は一面きらきらと星が輝きます。メリハリのあるきゅんっ、とした天気が私は大好きでした。そのような環境で過ごしましたので、私の中から冬の除雪という概念がすっかり消えていました。こちらに来て慌ててスコップを購入し、なんなんだこの雪は、と思いながら雪かきをしています。

 今日は二十四節気の立春。冬に別れを告げ春の訪れの日。一日一日春に近づいていきます。外を見ると真冬の様相ですが、美唄は日中にかけて気温がプラスになるとのことです。春を感じられる一日になりそうです。

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パウンドケーキ

 1月30日(金)はたくさんの生徒が校長室に訪問してくれた日。家庭学習に入る直前にお弁当を持った3年次生、1年次生は実習で作ったスコーンを持ってきてくれました。そして、授業の取組として提案のあったプレートの完成で3年次生が、フード系列の2年次生がパウンドケーキの試作を持って登場。一気にたくさんの生徒がやってきてお話を聞いたり写真を撮ったり。でも、すごく楽しく嬉しい出来事になりました。ありがとう。

 今日は2年次生のパウンドケーキの話を。数種類のパウンドケーキを皿に載せ、それぞれに特徴があるので食べて欲しいと言うのです。改良に向けて材料の分量や手順を変えてみんなで考えながら作った、ということを私に一生懸命説明してくれるわけです。教員に言われるままに作れば、ほぼ何も考えないわけですから私を前にして詳しい説明はできません。でも、自分たちで「こうのように工夫して作ったんだ」となれば、そうした理由を含め材料、分量、手順を説明することができます。熱心に説明してくれる姿は頼もしかったです。こうしたことの繰り返しが人を成長させていくのだろうと感じました。

 フード系列で言えば、人の口に入る製品を販売しています。販売することが目的ではありませんが、常に改良は必要です。本校にとって定番であっても、多くの人の定番とはなりません。誰にでも受け入れてもらえる定番を目指すために、例えば試食会で多くの意見をいただく、購入してもらった方にアンケート調査を行う(ラベルにアンケート用QRコードをつけたり、商品と一緒にアンケート用紙を入れる)などの工夫を重ねなければなりません。作りました、美味しかったです、は過去の学びの形であって、時代に即した今の学びは、何のために作るのか、それを作ったことによって何が生まれるのか、その効果は、作った先の課題と改善は・・・PDCAサイクルを確実に回していくことが求められます。

 オーブンの前でケーキのスポンジの焼け具合や膨らみ具合を食い入るように眺めている、クッキーやクロワッサンを焼いているときの楽しそうな妻の姿を目にします。生徒も同じようにわくわくしながら、ドキドキしながら製品づくりをしているのだろうと思います。そうした両者の姿が私の中で重なり、自分もやってみるべきかと考えたりしています。

 失敗か成功か、もう少しかき混ぜるべきだったか、粉が少なかったか、砂糖が多いか、卵の黄身は、白身は、バターは塩は・・・奥が深いから楽しいのかもしれませんね。

 本校はものをつくる、体験的な学びを多く取り入れています。多感な高校時代、十代の早いうちにたくさんの経験を積めるのは貴重なことと考えます。私の高校時代、8割は教室の中で机を前に座り教科書とノートを開き黒板ばかり見ていました。おもしろい学校ですよ、本校は。

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