北海道美唄尚栄高等学校 全日制 総合学科
北海道美唄尚栄高等学校 全日制 総合学科
変わった色合いでギザギザのユニークな花びらが人目を引きます。自宅の庭に今年もエリンジウムが咲きました。トゲトゲした葉や花びらが秘密を守っているように見えることから「秘めた愛」、「秘密の恋」という花言葉を持ちますが、海外では触れるのを拒んでいるように見えることから「厳格」、「独立」といった花言葉となっているようです。
見た目のとおりトゲがあるので、触れるとチクリと刺さって痛いのですが、白や黄色、ピンク、オレンジの花が多いので、この色が庭にあると表情が豊かになります。庭におろして3年目になりますが、今年は花の付きが多くなりました。もう一カ所別なところに植えた6年ものも元気よく咲いてくれています。
今の家に住んで15年、限られたガーデンの中に次々とお花を植え育ててきました。宿根草と言っても冬を越せなかった花があり、種をダメ元で植えてそれが何年にも渡って花を咲かせたり、と様々な経験をしながら庭づくりをしてきました。手をかけすぎて枯らしてしまったり、手をかけなくとも大きくなったりするなど、どちらかと言えば思うようにならないことの方が多いです。
私はたまたま教育に携わる人間ですから、花は子どもたちと同じだなと感じます。愛情をかけ過ぎても上手くいかず、ある程度構わなくても独自で育っていく。ただその判断は非常に難しい。何かの掛け合わせが良くて素晴らしい花を咲かせるのだとしたら、私は、手をかけすぎず、ある程度花独自の生命力に任せて見守ってあげることがいいのではないか - 何の根拠もなくそんなことを勝手に考えたりします。
無関心ではなく、関心を持って見守る。そうすると、想像以上の花を咲かせてくれるような、そんな気がします。
昨年ここを知ったときは、夏が終わり秋に差しかかっていました。たまたま夕刻のランニングをしているときにここを通ったのです。いつもは通らない空知神社の遊歩道。残念ながらアジサイの時期はとうに過ぎ、一年後の一番いいときに見なければ、と借家に戻りました。そして、この日。
我が家のアナベル(アメリカアジサイ)は白とピンク。これが10日前から見頃を迎え満開になりました。だから、ここも、と思って行きました。グッドタイミングでした。
調べると地域の有志や団体が中心となって、空知神社横の遊歩道に植樹を行い、美唄の名所にしようと行動したとのこと。地元の方がカメラを持って写真を撮っていたので、当初の目的は十分に達成できていると思います。100メートルほどの遊歩道に白や青、ピンクのアジサイが満開になっていますので、お早めにどうぞ。
アジサイ(紫陽花)の花言葉は、移り気、辛抱強さ、和気藹々。土壌によって色が変わることから「移り気」。花が長持ちするから「辛抱強さ」。小さな花が密集して咲くから「和気藹々」そのとおりだな、と思う花言葉ですね。ちなみに我が家のアナベルは、土壌に関係なく白は白、ピンクはピンクです。
7月17日(金)一般社団法人おもてなし美唄市国際交流協会ease様が主催、市民講座「タイ料理の会」を本校にて実施しました。美唄市はタイ王国や台湾との人的交流を進めていて、本校においてはフード系列が中心となって両国との交流を深めています。
調理を指導するタイの大学生(美唄市地域おこし協力隊)、台湾大学生6名、美唄市民、サポートスタッフが参加し、盛大に開催されました。
講座はグループごとに分かれ、コミュニケーション活動を含めた調理で大変楽しいプログラムになっていました。私はスマートフォンを持ち込んでいましたから、翻訳アプリを活用して大学生とコミュニケーションを図りました。
今の翻訳はすごいですね。スマートフォンに話しかけると一瞬で中国語に変換され、相手に言葉を伝えることができますし、その逆もまた素早い変換により、時間的なストレスを感じないでコミュニケーションが図れます(本当はスマートフォンを介さずに会話ができるといいのだけれど)。
大人気マンガで、異次元ポケットからひみつ道具翻訳の食べ物が出てきて、それを食べることで異国語の会話ができるようになる。この道具に限らず、50年も前に見ていたアニメの世界が現実のものになっていることにただただ驚きます。それを想像できた漫画家の発想にも驚かされます。
次男が大学時代にフランス、イタリア、韓国の旅をしたときのこと。帰省したときに話を聞いたら、スマートフォンがあれば何も怖いものはないよ。会話だって困らないし、どこ行きたいここ行きたいとなっても交通機関も全部調べられるし。自分で調べて予約だってできるから、旅行業者とおさないで行くのが一番だよ。人を頼らなくても別に世界中どこでも行けるから、父さんも母さんも行っといで。
会が終了したあとに次男が言っていたことを思い出しました。実際に使ってみてそのとおりだな、と思った次第です。
ちなみにガパオライス、とても美味しかったです。先日の料理の話ではありませんが、自宅でも簡単に作れそうです。
7月8日(水)午前11時の授業風景。家庭科フードデザインの授業で肉じゃがを調理しています。この日、フード系列ではスターゼンミートプロセッサー株式会社石狩工場から講師をお招きし、豚肉加工の実演・体験授業が行われる(トップページ ブログ7/9で紹介済)など、ひとつの学校で食に関わる授業が複数展開される一日となりました。すごい学校だなぁ、おもしろい学校だなぁ、我が校のような学校が全国至る所にあればいいのになぁ、と思った一日でもありました。
何度も書いていますので、またかと思われてしまうかもしれませんが、人が生きていく上で『食』が一番大切。私など高校を卒業するまで親が毎日食事、お弁当を準備してくれましたから、それが当たり前になっていて、『食』について考えることは全くありませんでした。大学は朝夕賄い付きの下宿生活で、日曜日だけは自分で何とかしなければならず、そのときに『食』が提供されることのありがたさを感じた次第です。
私は単身生活が続いていますので、こうした授業を受けている生徒がうらやましくもあります。お弁当を作り夕食を作って生活をしていますが、そんな胸を張って言えるようなことはしていません(できません)。健康を気遣ってとにかく野菜を摂取していますが、茹でるか炒めるか焼くかのどれかしかなく、料理の幅がありません。いつも同じような食事になっています。
AIに相談したらいい答えが返ってくる時代です。「夕食の献立を考えています。食材はじゃがいも、玉葱、人参、鶏の胸肉、レタス、小松菜、キャベツ、豆腐、しめじ、ホウレンソウ、長ネギ、卵があります。調味料は、塩、砂糖、醤油、ごま油、こしょう、みりん、サラダ油、マヨネーズ、鰹節、ほんだしがあります。調理方法を含めて、今週1週間分の献立とその作り方を教えてください。出来上がった夕食は全て写真付きで提示してください。」と入力したら、私のマンネリ化した夕食の世界は思い切り広がるはず。思い立ったが吉日と言います。今、AIにそのまま質問してみました。25秒で次のレシピを紹介していただきました。
月曜日 主菜:鶏胸肉とキャベツの甘辛炒め
副菜・スープ:じゃがいもと人参の和風スープ
火曜日 主菜:お肉なし肉じゃが風(豆腐とゴロゴロ野菜の煮物)
副菜・スープ:小松菜のお浸し
水曜日 主菜:鶏胸肉のコク旨マヨネーズ炒め
副菜・スープ:レタスとちぎり豆腐の和風サラダ
木曜日 主菜:ほっこり親子皿(ご飯なし親子丼の具)
副菜・スープ:キャベツと人参の和風マヨコールスロー
金曜日 主菜:豆腐としめじのふんわり卵とじ
副菜・スープ:ホウレンソウのごま油和え
土曜日 主菜:ポテトとキャベツの和風ジャーマンポテト
副菜・スープ:レタスとネギのスープ
日曜日 主菜:鶏胸肉と野菜のフライパン蒸し(ポン酢風タレ)
副菜・スープ:ほうれん草と卵のお吸い物
当然作り方も教えてくれています。これは作れそうです。ただ、『まず最初にお伝えしなければならないのですが、私はAIであるため、実際に完成した料理の写真を用意してお見せすることができません。ご期待に沿えず申し訳ありません!』そうなんですね。できないこともあるのですね。でもそのうちもっと進歩して実際に調理までしてくれる機械やロボットが登場することになるのかもしれません。
若いうちに多くの経験があれば、こうしてレシピをいただいても軽い気持ちで台所に立てると思うのです。だから生徒の活動を見ているといつもうらやましい気持ちになります。もしも中学校3年生に戻って受験先を考える機会があったとしたら、私は(あくまでも個人として)『食』を学べる本校のような学校を選択します。
長い話になりました。申し訳ございません。
夏、ひまわり(向日葵)の季節ですね。日に向かう花。そのとおりの花ですよね。
ずたずたにやられてしまった自分を立て直してくれた花がひまわりです。私にとって特別で大好きな花です。
小学校の中庭に学級園(畑)があって、正確には思い出せませんが、2年生が朝顔、3年生がひまわり、4年生がヘチマ、5年生がひょうたんを栽培しました。6年生はその学校から転校して別な小学校で過ごしたのでわかりませんが、きっと学年に合わせた栽培カリキュラムになっていたと思われます。
学級園に咲いたひまわりは茎が自分の手首を超えた太さで、花は2メートル3メートル高い所にありました(背が小さかったのでえらい高い所に咲く花だなと思いました。実際は今の私の背丈くらいのところに咲いていたのだと思います)。ぎんぎらぎんに注ぐ太陽光にすーっ、と立ち上がった鮮やかな黄色。今でもそのときの印象が目に焼き付いています。「ひまわり、好きだな」と思いました。ですから小学校3年生の頃からひまわりに特別な想いを持っていたことになります。
26歳を迎える年の秋口に突然のめまいに襲われ、その日を境にして私の身体と心は昨日までのものとは全く異なるものとなりました。わずか1日を挟んで人って変わってしまうのですね(今だから簡単に言ってしまえますが本当に苦しかったです)。
逃げるような気持ちでカメラ片手に近隣の風景を切り取るようなことを始め、巡り巡って北竜町のひまわり畑に辿り着いたとき、一面黄色の世界に心が奪われました。ここから自分は変われる、変わっていかなければならない、と思いました。ひまわりが私の全てを受け止め、背中を押してくれたように感じました。以後、欠かさずに夏のひまわりに逢いに行きました(調子が戻ったな、と実感できた時にはもう40歳になっていました)。小学3年生のひまわりが暗闇の中に小さな光を照らし続けていてくれたのだと思っています。本当にありがたいです。私のつまらない話が長くなりました。
さて、華道部員は3年次生2名と1年次生1名です。先日、1年次生の部員と「おしゃべりタイム」でお弁当を一緒にいただきました。「生けるのが上手になったね」と褒めると「ありがとうございます」と笑顔で応えてくれました。「お花が好きなので華道部に入りました」「3年次生が引退したら一人になるかもしれないけれどずっとずっと続けるんだよ」高校生でお花が好きって、いいですよね。その気持ちをずっとずっと持っていて欲しい。
生徒玄関ホールに2つの作品、職員室前にもう1つ展示しています。花はいつまでも元気に咲いているわけではありませんが、与えられた命を全力で、ぎゅっと水を吸い上げ一日でも長く咲こうとしています。その姿からいろいろなことを考えさせられます。
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